苦戦続く、エンゼルス、マリナーズ【ア・リーグ西地区】

　エンゼルスは本日、勝利して３連勝。少しは上昇機運にあるが、まだ勝率は５割に満たない。ワールドシリーズへの道ははなはだ遠い。
　防御率は、以前よりは持ち直したが、依然リーグ内で最下位。チーム打率も.251と昨年の.285に比べて３分以上悪い。松井を先頭に打撃陣の一層の奮起も必要である。
　マリナーズは、防御率は、3.58とリーグ内で１位であるが、打率が.231とあまりにも低い。昨年からの課題が解決されていない。いくらイチローがヒットを打っても、イチローをホームに返す打者の打率が低いと得点にならない。また、長距離打者も不足。本塁打数もリーグ最下位。この課題が解決されない限り浮上はない。

　松井秀喜とイチローの成績。５月１７日現在。

	試合	打率	打数	得点	安打	本塁打	打点	盗塁	三振	四球
松井　秀喜	38	.241	133	12	32	6	19	0	27	15
イチロー	37	.351	154	18	54	1	7	10	14	11

５月１７日現在のア・リーグ西地区成績．

順位	チーム	試合	勝利	敗戦	勝率	差	得点	失点	打率	防御率	L10
1	レンジャーズ	38	20	18	.526	-	178	171	.260	4.03	6-4
2	アスレチックス	38	18	20	.474	2.0	147	166	.248	4.13	4-6
3	エンゼルス	39	18	21	.462	2.5	161	195	.253	4.63	6-4
4	マリナーズ	37	14	23	.378	5.5	121	144	.231	3.58	3-7