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【普天間基地移設】日米専門家協議の報告書を公表、但し 地元の了解はなし [祀事]

 毎日新聞によると、

 岡田克也外相と北沢俊美防衛相は31日、それぞれ記者会見し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先として同県名護市辺野古周辺に造る代替施設の配置や工法をめぐる日米専門家協議の報告書を公表した。工法は「埋め立てが最も適切」と指摘。滑走路について、米側が主張した06年日米合意と同じ滑走路2本をV字形に配置する案と、日本側が提案した滑走路1本のI字形案の2案を併記した。しかし、有視界飛行のルートについては日米間で一致せず、「運用に関し協議を続ける」と先送りした。

 この動きに対して、地元の仲井真弘多知事は31日に県庁で「当事者である地元の了解なく進めていっても意味がない。ナンセンスだ。(移設に関し)やむなしとして条件付きで容認派だった私ですら、やり方がおかしいと言っている」と、地元の頭ごなしの協議に強い怒りを示し「辺野古への移設は不可能に近い。政府は100点でなくても、県民が納得いく説明をしないといけない。(このままでは政府との)協議には入れない」と語った。

 まさに正論である。沖縄県民に顔向けできない案を米国とだけ協議して、政府はどこに着地点をもってこようとしているのだろう。辺野古への移設は、いくつの内閣が倒れないかぎり実現しないだろう。それでもこの案を推進するのだろうか。これも、小沢氏の「剛腕」に期待するしかないのか。

◆参考ソース 毎日新聞
 <普天間>代替2案併記…日米報告書 外相、修正に含み

 
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