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【検察不正】証拠隠滅容疑で大阪地検特捜部主任検事を逮捕 郵便不正事件で [事件]

 ついに、特捜部主任検事の逮捕につながった。容疑が証拠隠滅罪。手口が込んでいる。フロッピーディスクの更新日付を〝故意に〟変更した。逮捕された本人は、〝故意ではない〟と主張しているが、故意であることを証明する。

 フロッピーディスクのような外部媒体のデータの更新日付を変更するには、大きく2つの方法がある。ひとつは、媒体そのもの更新日付エリアの数字を直接変えてしまう、という手法。フロッピーのヂレクトリー構造が分かっていれば、専用ユーティリティを使えば造作もなく変更できる。今回のデータ値は、更新日付を2004年6月8日にする。おそらく媒体上はアスキーコードであるから〝3230303430363031〟を〝3230303430363038〟に変更した。もうひとつの方法は、修正したいパソコンの日付を2004年6月8日にして、立ち上げ、データを修正し、その後シャットダウンし、再度立ち上げ、パソコンの日付を現在の日付に直す。
 このような作業を〝故意でなく〟行う人がいるだろうか。「誤ってデータを修正してしまった、故意でない、過失である。〟と弁明しているが、全く弁明の余地はなく、無過失行為である。

 コンピュータのシステムエンジニアを25年以上経験した筆者の見解である。

 最高検も嘘の弁明を見抜いてさっさと逮捕してしまった。この動きは正しいように思えるが、筆者そうは思わない。要は、弁解がましい、他の案件についてもペラペラとマスコミにしゃべられ、今回の朝日新聞のスクープのような騒ぎになることを恐れ、身柄を押さえたのである。身内の恥をこれ以上広げたくないという意識と、今回の犯罪行為が誰の指示であったのかの詮索を恐れたのである。電光石火の逮捕劇にはこのような裏がある。そして同時に、検察庁は上告控訴断念も正式に発表した。村木さんは無罪確定。検察の『郵便不正事件』の敗北宣言であった。

 これは大変な大事件であるから、今後に推移を見守りたい。

◆参考記事
 証拠隠滅容疑で大阪地検特捜部主任検事を逮捕 郵便不正事件で(産経新聞 9月21日(火)21時4分配信)

 主任検事、改ざん認める=FDデータ、故意は否定―証拠隠滅立件へ捜査・最高検(時事通信 9月21日(火)19時21分配信)

 

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