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【中国漁船衝突】温首相「即時釈放を」 対抗措置にも言及 中国首脳レベルが事件に言及するのは初めて [事件]

【北京・浦松丈二】沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)付近で中国漁船と日本の巡視船が衝突した事件で、中国の温家宝首相は21日夜、国連総会出席のため訪れたニューヨークで在留中国人らと懇談し、逮捕された中国人船長の即時かつ無条件釈放を日本側に要求、応じないなら、新たな対抗措置を取ると警告した。中国首脳レベルが事件に言及するのは初めて。

 新華社通信によると、温首相は「釣魚島は中国の神聖な領土だ」と主張し、船長逮捕について「完全に違法、理不尽であり、船長とその家族を深く傷つけ、国内外の中国人すべての怒りを巻き起こしている」と日本側を批判した。

 温首相はさらに「日本側に直ちに無条件で船長を釈放するよう強く促す。日本側が独断専行するなら、中国側は新たな行動を取る。その深刻な結果について、日本側はすべての責任を負わなければならない」と新たな対抗措置を予告した。

 一方、日中関係については「日本政府は誤ったやり方を直ちに改め、正常な関係発展の軌道に戻すべきだ。これは両国国民の根本利益だけでなく、平和と協力という世界の潮流にもかなう」と訴えた。

(以上 毎日新聞 9月22日(水)11時38分配信)

<中国漁船衝突>温首相「即時釈放を」 対抗措置にも言及

 これは、中国現政権が何らかの理由で相当に追い込まれてるのか、また捉えられた漁船そのものが漁船を偽装した〝スパイ船〟であるといううわさもある。ここまで強硬に言及している理由があるはずである。中国現政権の勢力と〝スパイ船〟のバックにいる勢力との権力闘争のような気がする。弱腰を国内向けに見せられない事情があるのである。さて矛先をどこに治めるのか。菅政権も中国に負けずに、自信があるならば世界に向けて、日本の立場を明確に発信すべきである。

 経済界は、影響が大きいと早急の解決を願っているが、この問題はカネ勘定の問題ではない。主権の在り方の問題である。これで不景気になるのも仕方がない。筋を通すべし。

◆参考記事
 尖閣衝突で焦る日本企業 旅行業界ダメージや不買運動など懸念(2010年9月22日(水)8時0分配信 産経新聞)

 
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