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「歴史わい曲許さず」=北方領土問題念頭か-訪中のロシア・メドベージェフ大統領 [世界の出来事]

【北京時事】ロシアのメドベージェフ大統領は26日、3日間の公式訪中をスタートさせた。インタファクス通信によると、最初の訪問先である遼寧省大連市旅順で同大統領は、「いかなる歴史のわい曲も許さない」と発言。北方領土の実効支配を正当化し、日本の返還要求をけん制する狙いがありそうだ。
 同大統領は、旧日本軍と戦った退役軍人と会談。その際「(両国は)次世代の記憶を憂慮すべきだ。第2次大戦の歴史的真実をねじ曲げようとする勢力は依然存在する」と強調した。スターリン時代のソ連をナチス・ドイツと同列視して対ロ批判を強める東欧などにロシアは強く反発している。
(以上 時事通信 2010/09/26-21:59)

 北方領土問題の解決は、まだまだ難しそうである。ロシアも一度手にした領土は、絶対に手放さない姿勢のようだ。まあ、国会議員の中で、〝ロシア通〟であった鈴木宗男議員を失脚させた時点で、北方領土交渉は停止の状況に陥ったも同然であるので、驚くにはあたらない。ここでも外務省は無能ぶりを発揮しているだけで、何ら国益に沿った活動をしていない。




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