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【中国・フジタ社員拘束】日本の出方見極めか フジタ社員ら3人釈放、1人拘束続く [事件]

【北京・成沢健一】中国河北省石家荘市で当局の取り調べを受けていた建設会社「フジタ」の社員ら4人のうち3人が30日に釈放された背景には、尖閣諸島付近での衝突事件で悪化した日中関係の修復に向け、中国側が軟化の姿勢を見せ始めていることとの関連があるとみられる。ただ、残る1人の釈放の見通しは不明で、中国側が日本側の出方を慎重に見極めている模様だ。

 衝突事件で逮捕・拘置されていた中国人船長が25日未明に釈放された後も中国政府は謝罪と賠償を日本政府に求めるなど強硬な態度を崩していなかった。しかし、中国外務省の姜瑜副報道局長が28日の定例会見で「中国側は中日関係を重視している。日本が誠実かつ実務的な行動を取ることで、中日関係を安定的に発展させることができる」と関係修復に向けた期待感を示していた。

 中国政府は衝突事件と4人の取り調べとの関連を否定しているが、日中関係筋は3人の釈放について「船長の釈放を受けた措置であることは確実。1人を残したのも、船員14人を先に帰国させ、船長の拘置を続けた日本側の措置に対抗したものと見える」と指摘する。

 一方、中国政府関係者は「船長の釈放後も前原(誠司)外相らの強硬な発言が目立ち、中国側としても修復に向けて動きにくい雰囲気がある」と漏らす。衝突事件との関連を否定している以上、中国側が残る1人の釈放をカードとして露骨に日本をけん制することはないとみられるが、今後の関係修復に向けた両政府の動きが釈放の見通しに影を落とす可能性はありそうだ。
(以上 毎日新聞 9月30日(木)13時28分配信)

 したたかな中国の外交政策だ。カードは全面解決まで残す戦略のようだ。最後の1人も即時釈放すべし、と圧力をかけるのが外務省の仕事だろう。やらないとすると、官僚の不作為だ。
 前原が障害ならば即刻変えるべし。大臣よりも民間人の釈放を優先すべし。外務大臣が誰でも外務官僚はこまらないし、大勢に影響なし。本日の予算委員会での答弁は支離滅裂すぎる。



 
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