【北朝鮮砲撃】北の暴走に打つ手なし 中国ジレンマ [事件]
北朝鮮は中国の属国となることは、お断りなのである。あくまで独自の国を目指しているのである。目指すは金王朝の確立である。それには、米国の〝体制保証の証〟が欲しいのである。何故、米国なのか。中国が金王朝ではない、今の中国のような定期的に指導者を変え、主席、首相のように役割を分けて統治する方法を目指しているように思える。中国にとって、北朝鮮を指導者が誰であれ、今のままにしておくことが、最も中国の国益にかなうのである。中国が恐れていることは、北朝鮮が韓国に吸収されると、国境線を韓国と接することになり、米国の軍事的影響力が中国国境に近づくことは、絶対に避けたいのである。
米国を交渉のテーブルにつかせ、核保有を認めさせ、現在の政治体制を認めさせることが、喫緊の課題である。そうでないと、国内での軍部へ優越を保てないからである。頼るは米国、中国の意思を汲み取ると、このままでは国家権力を世襲できずに金王朝の没落を意味する。キムジョンイルはかなり焦っている。
韓国が北朝鮮の徴発にどこまで我慢できるかが、今回の紛争劇の最大の焦点である。
とにかく米国の次の一手が注目される。
2010-11-27 01:18
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