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「外交面の9.11。国家間の信頼関係吹き飛ぶ」 各国は米に不信感 ウィキリークスの機密外交文書公開 [事件]



 今回のウィキリークスの機密外交文書公開は、情報による外交の9.11であるという。米国の狼狽が次々と伝えられるが、それだけ重要な門外不出の文書であったのだろう。それにしても、外交とは表の動きと、裏の動きがあるということ、言い方を変えれば二枚舌外交が、米国の常識であることが暴露された功績が大きい。

 日本も米国の〝2枚舌〟外交に騙されてはいけない。リップサービスの声明の裏に、したたかな裏の要求が潜んでいることを教えてくれる。非常に有益な文書であったのである。

 各国首脳の表現が面白い。
>>北朝鮮の金正日総書記は「締まりのないおやじ」、アフガニスタンのカルザイ大統領は「誇大妄想家」、ロシアのプーチン首相は群れのリーダー犬を意味する「アルファ・ドッグ」と表現されていた。
 さらに、フランスのサルコジ大統領は「裸の王様」、ドイツのメルケル首相は「リスクを避け、創造性に乏しい」と批判されていた。
 日本関係では麻生太郎首相(当時)が2009年4月に訪中した際、当時の駐北京日本公使が温家宝首相の印象を「重圧で疲労している」などと米側に伝えていたことが明らかにされた。<<<<<

 米国は弁明と火消しにヤッキになっているが、一旦公開された情報は、回収できない。そういう社会になってしまった。今回も内部告発で流出したようだが、目的は何だったのだろう。

◆ 「機密情報の違法な暴露」「国際社会への攻撃だ」「犯罪者だ」米クリントン長官らがウィキリークスへの公電流出を非難

 

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