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露軍機の演習妨害「国後訪問と同じ」森本敏・拓大院教授 [外交]



 尖閣問題で見せた弱腰外交姿勢、対ロ交渉窓口のキーマンであった鈴木宗男氏の収監に象徴される、実質的な北方領土問題の棚上げによる後退姿勢を見透かした、ロシアの伝統的な圧力攻勢である。
 過去の条約を平気で破ることは、1945年の日ソ不可侵条約の一方的な破棄で、苦渋をなめた日本人がいることは歴史的事実である。今回も地道に築き上げてきた交渉の成果を、現在の外務省、内閣の弱腰、事無かれ官僚主義で、無に帰する瀬戸際にある。
 前原が飛行機で北方領土を視察したぐらいで、ロシアはなんとも感じていない。本当にやる気なら、米国のご機嫌伺いだけに精を出さず、モスクワに乗り込み、メドベージェフ大統領とさしで交渉すればいい。外務省を通じてなんて、やっていたらなにも進まない。


 
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