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【放射能漏れ】田村市住民130人が一時帰宅 新型防護服を初採用 未成年者も初参加 [原発事故]

田村市住民130人が一時帰宅 新型防護服を初採用 未成年者も初参加
2011.5.22 21:11

 東京電力福島第1原発から半径20キロ圏内の警戒区域への一時帰宅が22日、福島県田村市で住民76世帯130人が参加して実施された。一時帰宅は川内村、葛尾村に続いて3度目。暑さ対策として新型防護服を初採用したが、蒸し暑さを指摘する声も上がり、今後の実施に課題が残った。

 新型防護服は上着とズボンに分かれた通気性の高いタイプで、旧型のつなぎよりも着脱しやすい。この日の田村市周辺は雨の影響で約19度と涼しかったが、市職員の佐藤勇一さん(42)は「家は閉め切りだから、上下が分かれていても作業中は蒸した。炎天下だったら厳しい」と話した。

 警戒区域の境界から約1キロの所に自宅がある会社員、遠藤和夫さん(62)は「放射線量も低いのに、なんで重装備をしなければいけないのか」と憤る。息子の剛志さん(35)は家族4人の夏物衣類が詰まった70センチ四方のポリ袋を手に「いつ帰れるようになるか分からないから、秋物も持ってきたかった」と話した。

 20歳未満として初の一時帰宅者となった県立高校2年、大井川雄太さん(16)は、約2カ月半ぶりに自宅に戻った。小・中学校の卒業アルバムや卒業証書のほか、梅雨に備えて布団乾燥機などを持ち帰った。「恐怖心はなかったが、防護服を着て家に入るのは違和感があった」

 一緒に帰宅した母親の清子さんは「1人では心細かったので、息子がいて助かった」と語った。

 内閣府の担当者によると、滞在2時間で受けた個人の累積放射線量は最高1マイクロシーベルトで、除染が必要な人はいなかった。
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 放射能汚染への対策は何も進んでいない。垂れ流し状態が続き、放射能の蓄積が進んでいるが、あまりマスコミも報じなくなってきた。状況は何も変わっていないどころか、より深刻化が増しているとみるべきだろう。〝風評被害〟という言葉を恐れて、検査機関が照射線量を計測しない動きも見られてきた。安全でもなんでもないのである。計測しても公表しない場合もあるのだろう。こうなったら、自己防衛しか、自分の身を守るしかない。
 避難された方々が、元の生活に戻れるのはいつになるのだろうか。心配である。
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