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【MLB】〝師〟仰木彬と出会いが「イチロー」の原点だ [野球]

師と出会い「イチロー」誕生

 今年は〝200本安打〟達成に黄色信号がともっているが、あの〝イチロー〟の才能を見抜いて1軍に抜擢した当時のオリックス・仰木彬監督。イチローにとっての唯一の〝師〟仰木彬は、野茂、野茂、田口、吉井、長谷川をメジャーに送り込んだ監督でもあった。

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 1994年、オリックス・仰木彬監督の就任が、大きな転機になった。その才を認めた監督は「イチロー」の登録名を与えて売り出した。「鈴木一朗という名は平凡過ぎる」というのが「改名」の大きな理由だった。言葉通り「イチロー」は世界でも知られる名に。自他ともに認めるアイデアマン監督の「最高傑作」になった。
 仰木監督になって、イチローは1軍に定着し、レギュラーを外されることもなくなった。相手投手によってオーダーを組みかえる「猫の目打線」が売り物のチームでも、1番・右翼の座は不動。プロ3年目で打撃開眼した。2004年、仰木氏の殿堂入りを祝う席で、イチローは「僕にとって唯一の師。仰木監督なしに僕の存在はないと思っている」と、感謝の言葉を述べた。
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仰木彬の意外な一面は
◇ 回想 - 仰木彬が「ニュースステーション」に出演していた頃

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