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原発コスト:火力より割安試算 除染費や補償費など除けば ふざけた机上の空論試算だ! [原発廃絶]

原発コスト:火力より割安試算 除染費や補償費など除けば
毎日新聞 2011年9月13日 19時42分(最終更新 9月13日 19時48分)

 まさに原子力利権の巣窟が喜びそうな全くの机上の試算値、算数だ。今、福島第一が引き起こした放射能汚染を元の大地に戻すとしたら一体どれくらの金がかかるのか、また放射能汚染により事故前の生活に戻すためにどれくらいの費用がかっかるのか、これらに目をつぶり、不都合な費用は盛り込まない試算など、全く持って数字の意味を持たない。

 よくまあ、このような出鱈目な試算を国の金をもらいながら出すのもだ。税金の無駄使い以外のなにものでもない。

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 原発による発電コストは、火力などに比べて割安になるとの試算を民間のシンクタンクが13日、内閣府原子力委員会に提出した。しかし、試算は原発事故による放射性物質の除染費や住民の補償費などを考慮していない。発電コストはエネルギー政策を考える上で不可欠な要素で、出席した委員は「国民の見方と乖離(かいり)がある」と精度の向上を求めた。

 試算したのは、日本エネルギー経済研究所(東京)と、地球環境産業技術研究機構(京都)。

 同研究所によると、10年度までの5年間の原発の発電コストは1キロワット時当たり7.2円で、火力10.2円、新エネルギー(地熱など)8.9円をいずれも下回った。

 同機構は05~07年の原発の発電コストは6.4~8.8円と推計。石油は13.8~23.2円、太陽光は51.2~59円で、原発は太陽光の9分の1程度になると試算した。

 試算は、ともに廃炉や放射性廃棄物処理などに伴う費用を盛り込んだが、原発事故に伴う経費は含まれず、他原発の稼働率も悪化しており、コストが膨らむ可能性がある。

 同研究所の松尾雄司主任研究員は「原発は安価だが、最終的な費用は不明」と指摘。同機構の秋元圭吾副主席研究員も「事故処理費の算定は難しい」と述べた。

 発電コストをめぐっては、立命館大の大島堅一教授(環境経済学)が原発の発電コスト(70~07年)は10.68円との試算を公表。立地コストや高速増殖炉の研究費などを含み、火力9.9円や水力7.26円に比べて割高になっている。一方、経済産業省資源エネルギー庁は5~6円で、火力7~8円より安いと試算している。【中西拓司】
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以上転載終了。
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