NYウォール街デモ〝Occupy Wall Street（ウォール街を占拠せよ）〟、全米に拡大

　Ｗｅｂ革命の波が、米国にも上陸。賛同者が増加しつつあるようだ。当初は、マスコミも無視していたが、著名人の支持声明をきっかけに、次第にマスコミも取り上げ始めたようだ。数百人程度でもマスコミが取り上げる米国。５万人以上を集めた〝反原発〟デモにたいして、小さな記事でお茶を濁した日本のマスコミ。マスコミがどう世論を誘導しようとしているのか、危険な兆候が様々な場面で現れる。

　〝小沢抹殺裁判〟をさも、鬼の首を獲ったかのように報じる呆れたマスコミには、ほとほとため息しかでない。大悪を見逃し、小悪をたたく。昔からのマスコミの伝統だ。今の大悪は、放射能汚染を平然とし続ける原発事故の原因追究、責任追及だろう。官房機密費をもらって〝タマ〟を抜かれ、広告の上得意先の電力業界からの〝カネ〟で反原発記事を封殺され、官との〝談合〟、ムラ社会形成のための〝記者クラブ〟に守られたマスコミでは、〝小沢イジメ〟はできても、〝大悪〟追求は無理なのだろう。

　上記記事の中の動きは、日本では無くなってしまったのだろうか。

「私たちの世代はベトナム戦争で路上に繰り出し、物事を変革した。同じことがここで起きている。いつだって最初のうちは小規模だけど、時間がたてばわかるよ。すべての偉大な運動は、何もないところから始まった」