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【日韓首脳会談】破綻した融和路線 強硬姿勢に「配慮」通じず [戦後処理]

外交関係は難しい。外交でポイントを上げたかった野田政権の足元をすくわれた。国同士の条約では決着がついているというスタンスを今回も持ち出したが、あっさりと却下され、難題を抱え込むことになった。

民間レベルの交流が活発になり、新世代には忘れ去られようとする戦後処理の案件の一つだ。韓国が主張したいのは、国同士はいいとして、民間レベルでの救済を少しは考慮してくれるように野田に政治決断をもとめたが、あっさり拒否された。これは今後の日韓関係によい影響はないだろう。決着済みだけの原則論では納得しない問題だろう。


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