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ドロップシッピング 架空もうけ話:詐欺容疑で業者を初逮捕 警視庁 [警鐘]

ドロップシッピング:詐欺容疑で業者を初逮捕 警視庁(毎日新聞)

【ことば】ドロップシッピング(毎日新聞より連載)

 英語で「直送」を意味する商品販売システム。業者側が▽インターネット上のサイト開設▽電化製品やゲームソフトなどの商品の仕入れ▽発送--などを担当。「店主」に当たる契約者は、商品の値段設定などを行い、卸値との差額が収入になる。在庫を抱えないなど手軽さが受け、主婦やパートの副業として05年ごろから広まった。だが、実際には利益が出ないケースも少なくないとされ、サイト開設費用の返還など解約を巡るトラブルが多発。消費者庁は昨年10月に注意喚起の文書を公表した。

 このシステムは、さも正当な商売に見せかけ、金を引き出し、あたかも利益がでるような説明がほとんどである。最近の「AIJ投資顧問事件」と全く同じ構造。この商法は、「内職」、「週末起業」などのキーワードで客を集めている。問題を起こしていない業者もあるのだろうが、すべての業者が問題ないとはいえない。

 内職商法でもう一つ、内職の仕事を探すからその紹介料を振り込めという商法がある。これもある部分の仕事を依頼した形での商法だが、面談もなく、いきなり金を要求するマニュアル通りの会話は、〝振り込め詐欺〟となんら変わらない。仕事を探しているといっても、その仕事をしているという証拠はなんら得られないからだ。時間だけ経過して、〝まだ見つかりません〟ということで、さらに金を要求する。

 ネット商法に限らず、おいしい話には、必ず、詐欺の罠が待ち受けていると考えて間違いない。誰がカネ儲け話を他人さまに漏らすのか、そんなに儲かるならお前らでヤレ、といつも言っている。さらに、デフレの局面は、金が物よりも価値がある状況だ。物に投資したらその見返りは必ず目減りするというのが、経済の大原則。素人は投資などに金を差し出してはいけない。


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