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3月10日は東京大空襲で、10万人以上の命を奪った大虐殺の日だ [警鐘]

「東京大空襲」史上最大の虐殺

 

 東日本大震災が起きる前は、毎年、3月10日が近づくと「東京大空襲」の特集がマスコミで流されていたが、今年は皆無である。あえてここに記事として取り上げた。

 これは、自然災害でなく、人災の究極のもの、0時過ぎの夜間に焼夷弾をばらまいて住居地区を火の海として、十万人以上の命を奪った、大虐殺事件であるが、戦争という大義名分のもとではなにをしても許されるのだろう。この事件は、日本が被害者の立場であるが、なんら調査も補償もなしで終わった。一切が戦争行為のいっかんであるからだ。誰が、犯人かは明確だが、裁かれることはなかった。

 最近少し話題となった「南京事件」。1937年の事件であるが、ここでは日本が加害者の立場。真相は皆目、わからないのが実態だ。それぞれの立場で、誇張した表現をして、どうにもかみ合わない。またどちらも真相を究明するのも困難だろう。当時の兵隊は、生存していれば90歳以上ではたしてどのような真相を得られるのか。だが誰も究明しようとしない。したくないというのが本音で、生証人がほとんどいなくなれば、証拠はほとんど得られない。紙には絶対残していないし、残していたものは、終戦時のどさくさにまぎれて、焼却しているはずである。証拠隠滅は、為政者の得意とするところ。どこかで折り合いをつけざるを得ないのだろう。

  ここ1週間が、東日本大震災の記事を埋め尽くされているが、原発を扱った記事が少ないのは何故なのだろうか。テレビでは、NHK以外は皆無。一番厄介な問題で、事故原因も不明で、終息のメドなど全く立たず、今は新たに余震の影響で、4号機の燃料プールの崩壊が壊滅的な放射能汚染を引き起こすという警告も出ている。

 今日の午前2時過ぎの震度5弱の地震発生箇所は、福島第一原発のすぐ近く。緊急事態への備えだけは絶対に必要だ。


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