「原発事故避難で自殺」遺族が東京電力提訴へ [原発事故]
以下、産経新聞記事よりの転載。
産経新聞 5月9日(水)17時57分配信
東京電力福島第1原発事故による避難生活のストレスで自殺したとして、亡くなった福島県川俣町山木屋の渡辺はま子さん=当時(58)=の遺族が東電に約7千万円の損害賠償を求めて福島地裁に提訴することが9日、分かった。原告側が明らかにした。
原告側を担当する福島原発被害弁護団によると、渡辺さんは原発事故で自宅が計画的避難区域に指定され、福島市などに避難。川俣町の自宅に一時帰宅した翌日の昨年7月1日、ガソリンをかぶって火を付けて焼身自殺した。遺書はなかった。
原告側は、渡辺さんが原発事故で家族と離れての避難生活を強いられ、ストレスがたまって慢性的睡眠不足に陥り、うつ病になって自殺したと主張している。
弁護団は「原発事故被害のなかで、自殺は極めて過酷。悲劇を二度と起こしてはならないという遺族の思いから東電の法的、社会的責任を問う」としている。
東電は「当社事故で皆様に大変なご迷惑をおかけして改めておわび申し上げたい。訴訟については承知しておらずコメントは差し控えたい」としている。
これは重い提訴である。まだ多くの避難者がいるにもかかわず原発再稼働を画策する原子力マフィア(=原子力利権亡者)たち。原発再稼働を主張する人々こそ原発の周辺(=東京電力福島第一原発)に住居を移して生活すればいい。安全なところにいながら再稼働を主張する理由がわからない。
2012-05-10 06:27
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