金総書記死去は「独裁者の死」、米メディアの論調 個人崇拝国家は存続できるのか [海外]
特定の個人をカリスマ化して政権の維持を謀ってきた北朝鮮。キム・ジョンイルの死亡は、果たして引き続き個人崇拝国家を目指すのだろうか。政治的には不安停な局面に入ったことは否めない。また、現在盛んに北朝鮮が発表している内容が真実かどうか確かめるすべはなく、すべてを正直に受け取ることは危険である。
見方を変えれば、激烈な政権闘争の結果が今回の事態となった可能性も捨てきれないのである。あまりにも話ができすぎの感があるからである。今後は北朝鮮がどこに向かって国内の不満をなだめて政権維持をはかるのか注視する必要がある。