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AIJ問題:「646人天下り」厚労省が報告 [事件]

AIJ問題:「646人天下り」厚労省が報告(毎日新聞より)

 あきれた実態が報告された。年金利権をここまで活用する役人どもの悪巧みには、脱帽である。どこまで人の年金を食いつぶして、自分の懐にいれたいのか、どうしようもないクズどもだ。

 直ちに退職を勧告した民主党の判断は的確だ。再度書く。彼らに年金運用のノウハウなど、これっぽちもない。ただ、年金事務に携わっていたという経歴だけの事務屋さんにすぎない。社会保険庁出身などの組織名にだまされてはいけない。巨大組織の1員など、ただの歯車。年金のことなど何も知らない。かれらの関心は、絶対につぶれないと思っている組織に安住して、多くの天下り先を確保し、私腹を肥やすことだけ考えているだけだ。

天下り旧社保庁OBは退任を(共同通信)

 AIJ問題:旧社保庁OBの天下り 被害拡大の一因か(毎日新聞)

以下毎日新聞よりの転載記事を全文掲載する。

 投資顧問会社「AIJ投資顧問」(東京都中央区)の年金消失問題を機に、全国の厚生年金基金に旧社会保険庁(現日本年金機構)OBが05年時で600人以上、天下りしている実態が明るみに出た。多くはノンキャリアで、資産運用の経験は乏しいとされる。構造的な天下りが問題を拡大した一因ともみられ、OBの一人は毎日新聞の取材に「資産運用の経験は全くなく責任を感じる」と述べた。一方で、別のOBは「相手がうその説明をすれば誰が運用しても結果は同じ」と強調した。【町田徳丈、松本惇】

 AIJと取引があった甲信越地方の厚生年金基金に天下りした60代の社保庁OBは、10年前に社保庁の地方機関の人事担当者から打診され、2年前まで常務理事を務めた。後任は社保庁OBを自ら推薦した。

 07年から始めたAIJとの取引については「リスクを避ける分散投資」と説明。基金の運用方針を決める運用検討委員会にAIJの浅川和彦社長が自ら出席し、「自信にあふれた話しぶりが印象的だった」という。

 この厚生年金基金も損失を出したとされ、OBは「再就職の前に運用経験は全くなく、正直不安だった。天下りは見直すべきで、結果的に責任を感じる」と胸中を吐露した。

 販売業界でつくる厚生年金基金の60代の元常務理事は、社保庁の下部組織の出身。「ポストが引き継がれるのはこの10年や20年ではなく、もっと前からだ」と証言した。

 保険料の徴収や年金支払い業務を熟知したノンキャリアの職員を再就職先として基金に送り込む仕組みを「役所の常識」と解説。「50歳で役所を辞めて基金に行かないかと打診される人もいた」という。

 この基金はAIJへの委託はなかったが、運用知識は乏しいOBの天下りが問題を拡大させた側面があることに対しては「虚偽の説明をされたら誰がやっても同じ」と主張した。

 2年前まで製造業界の厚生年金基金の常務理事を務めた60代のOBは、運用損を抱えていた基金の収益を上げるためAIJへ委託。情報誌の人気ランキングで首位だったことがきっかけという。

 「天下りで運用経験がなくても、委託を決定するのは合議制。どういう知識があればよかったのか誰にも分からないはず」と釈明した。

毎日新聞 2012年3月5日 15時00分(最終更新 3月5日 16時54分)


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