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金星探査機「あかつき」 メーンエンジンに異常の可能性 [宇宙]



 計画責任者である中村正人JAXA教授の「重力のある惑星に(探査機を)投入するのは難しかった」とのKメントがすべてを表現していた。
 メーンエンジンの噴射時間が、短すぎて周回軌道にのれないまま本体は突然回転を始めてしまったとある。詳細な原因究明はこれから。
 さて、6年後に再チャレンジするとしているが、この間の「あかつき」の消耗を防ぐ方策もただならぬ作業である。ただひたすら、6年後に周回軌道に乗せるだけの性能を保持している状態であることを祈るのみである。


 

失敗の金星探査機「あかつき」 6年後に再チャレンジ [宇宙]



 完全な失敗ではなく、6年後に再度、金星に接近して周回軌道へのチャレンジが可能とは、朗報である。それまで待とう。今回の失敗原因の究明を最優先にして、同じ轍を踏まないようにしたい。


 

金星探査機「あかつき」軌道投入が失敗 JAXA発表 [宇宙]

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8日午前、金星探査機「あかつき」の金星周回軌道への投入が失敗したことを確認したと発表した。JAXA宇宙科学研究所の小野田淳次郎所長をトップとする調査対策チームを設置し、失敗の原因を検証する。

(以上 産経ニュース 2010.12.8 11:17)
http://sankei.jp.msn.com/science/science/101208/scn1012081117005-n1.htm

 う~ん残念。原因を究明して、次回に生かしてほしい。


「あかつき」の通信回復…成否は不明 [宇宙]

 宇宙航空研究開発機構は7日朝、探査機「あかつき」が金星上空に到達し、周回軌道に入るためのエンジン噴射を始めたと発表した。


 あかつきは、その後、管制室(相模原市)との通信が長時間途絶え、不安が募ったが、午前10時半ごろに通信が回復した。

 あかつきは、今年5月に種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げられた。約200日間で5億2000万キロを飛行し、徐々に金星へ近付いた。

 計画では、金星の上空約550キロ・メートルに達した7日午前8時49分、噴射を開始。12分間の噴射により、あかつきは秒速37キロ・メートルから35キロへと減速し、金星の重力に引っ張られて周回軌道に入る。

 成功すれば、日本の探査機としては初めて地球以外の惑星を周回し、長期的な科学観測を行う出発点に立つ。しかし、何らかの異常で噴射時間が9分20秒に満たないと、周回軌道に入れず、金星を通り過ぎてしまう可能性が高い。

 現在、地球との距離は6400万キロ。通信に片道215秒かかる。

(以上 読売新聞 2010年12月7日11時14分 )

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20101207-OYT1T00255.htm

 成否は夜、判明するらしい。

◆ あかつき 通信が回復 金星の軌道投入を確認中

 

金星探査機「あかつき」にトラブルか 周回軌道への誘導は困難に? [宇宙]



 通信トラブルがかんじんな時に発生してしまったようだ。チャンスは一度だけであるから仕方がないだろう。


 

虫みたい、火星の砂丘 ゆっくり移動中 [宇宙]



 何か合成写真のような、本当に火星の砂丘なのか、少し疑わしい。

 

【はやぶさ快挙】「長い苦労が報われた」「期待以上の成果」川口教授らが会見 [宇宙]

 「長い苦労が報われた」。探査機「はやぶさ」がもたらしたカプセルに入っていた微粒子が小惑星「イトカワ」の岩石と確認された16日、はやぶさのプロジェクトを率いた宇宙航空研究開発機構の川口淳一郎教授は記者会見でかみしめるように喜びを語った。

 川口教授は「帰還途中は『1粒でいいから』と根拠もなく信じていたが、期待以上の成果だ。帰ってきたのが夢のような成果だったが、夢を超えたことはどう表現していいか分からない。感慨で胸がいっぱい」と時折声を上ずらせた。

 電子顕微鏡で観察した野口高明・茨城大教授は「(試料の)容器を開けたときには何もないように見えたので、どうなるかと思った。電子顕微鏡で微粒子が見えて、本当にほっとした」と安堵の表情を見せた。

(以上 産経ニュース 2010.11.16 11:09)
http://sankei.jp.msn.com/science/science/101116/scn1011161110003-n1.htm

 「はやぶさ」はとてつもないおみやげを持ち帰っていたことが確認された。

 

ハートレー彗星の接近撮影に成功 エポキシ探査機が大接近 [宇宙]



 ピーナツ型をしたハートレー第2彗星は全長2.2キロ、質量は2億8000万トン。探査機は、2年半かけて太陽系約46億キロを横切り、日本時間4日午後11時ごろ、ハートレー第2彗星から700キロの地点まで接近した。
 地球の誕生に関する重要な情報が得られるとみている、という。

 壮大な研究である。ビデオ問題なんて小さい小さい。

 
 

太陽観測衛星が宇宙空間でとらえた部分日食写真は神秘的! [宇宙]



 米航空宇宙局(NASA)は20日、静止軌道上にいる太陽観測衛星「ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー(Solar Dynamics Observatory、SDO)」が7日に同機と太陽の間を月が通過するようすを極紫外線領域で観測した画像。

 くっきりした映像で驚き。それにしても、NASAは静止衛星を何個打ち上げているのだろう。有人飛行以外はほとんどニュースとして報道されていないような気がする。


 

はやぶさから微粒子、新たに100個 地球外の可能性「チャンス広がった」 [宇宙]

 カプセルの側面を特殊なヘラでこすり取り、電子顕微鏡で調べた結果、1μメートル以下のものを含む微細な粒子が100ほど見つかったという。
 地球外の物質であったら、大発見である。詳細は下記の「ITmedia News」の記事を転載するので、こちらを参照。

〔転載開始〕
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月6日、小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰ったカプセルの中身を電子顕微鏡で調べたところ、由来不明の微粒子が新たに約100個見つかったと発表した。「地球外物質が見つかるチャンスは、若干広がったかなと思う」――同日の記者会見で、JAXAの研究者は言葉を選びながらこう話す。

 はやぶさが持ち帰ったカプセルのサンプルキャッチャー(サンプル容器)には、小惑星「イトカワ」の砂ぼこりが入っている可能性があり、JAXA相模原キャンパス(神奈川県相模原市)で資料採取・分析を進めてきた。

 肉眼や光学顕微鏡で確認できた大きな粒子は、金属片など明らかに地球由来と思われるものも多かったという。今回、特殊なへら(テフロン製、幅3ミリ×長さ6ミリ)を使ってサンプルキャッチャーの側面をこすり取り、電子顕微鏡で調べた結果、1μメートル以下のものを含む微細な粒子が100ほど見つかったという。

 微粒子が地球由来かイトカワ由来かは不明。「元素構成を見ると、金属片でない、といったことまでは分かるが、宇宙でも地球でもありふれたもので構成されていおり、地球のものでないと言い切るのは難しい」と、JAXA宇宙科学研究所ミッション機器系グループの上野宗孝さんは話す。

 会見では記者から、「地球外の物質である可能性はどの程度か」という質問が繰り返し出たが、上野さんは「可能性をどうこう言う根拠が得られていない」と慎重に答えた。「ただ、小さな粒子は非常にたくさんあることが分かった。チャンスは若干広がったかなと思う」と話した。

 はやぶさのサンプルキャッチャーは「A室」「B室」の2つあり、現在はA室の採取作業が進められている。側面の微粒子をへらでこすり取る作業も、あと数回行う予定だ。B室の採取は「うまく行けば10月末ぐらいから」スタート。B室の方がイトカワ由来の物質が入っている可能性が高いとみられている。

 B室の採取にめどがついた段階で、地球外由来の可能性のある物質について、初期分析に入る予定。採取した微粒子の15%を分析する計画になっている。

 大型放射光施設「SPring-8」(兵庫県佐用町)を使った同位体分析などが予定されており、分析スタートから数カ月で分析結果が出る見通し。今後、JAXA相模原キャンパスから分析拠点まで、微粒子を汚染なく移動させる方法などを検討していく。【岡田有花,ITmedia】
〔転載終了〕
 
 分析結果の発表が待ち遠しい。

はやぶさから微粒子、新たに100個 地球外の可能性「チャンス広がった」(ITmedia News 10月7日(木)9時57分配信)

はやぶさ 「微粒子」多数見つかる 地球外の可能性(毎日新聞 10月6日(水)20時43分配信)

 

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