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【中国高速鉄道事故】死傷者数混乱 早期幕引き急ぐ当局 揺さぶるネット世論 [事故]



 例によって、当局に都合の悪い報道は、極力記事の露出を少ないしたい意向がさまざまな波紋を広げている。国策で進めている鉄道高速化。そこには、必然的に当局の大物政治家(=推進者)に責任の累が及ぶことを防ごうとの判断が働いているのだろう。またこの鉄道利権に絡む輩も、できるだけこの事件に蓋をしたい心理がおのずと働く。

 いずれの国も都合の悪い事故は、過小に評価したいようだ。但し、国民は黙っていないだろう。ネット世論の頑張りに大いに期待したい。

中国高速鉄道事故、死亡35人に日本人含まれず [事故]



 事故確率が格段に高い中国鉄道事情。安全管理もそこそこに速度が増せば、大事故につながる。今回は、日本人の被害者がいなかったが、今から23年前に大惨事に遭遇している。高知の高校の修学旅行の途中で遭遇してしまったのである。あれから、どのくらい安全対策が施されたのか疑問が残る今回の事故である。中国での鉄道旅行は、遠慮した方がよさそうである。

◆ 事故再発のリスクも=運行システムに重大な欠陥―中国高速鉄道

◆ 修学旅行、中国列車衝突事故

◆ 上海列車事故(Wikipedia)

中国・高速鉄道が大事故…列車追突、32人死亡確認・負傷者多数 ついに人身事故が発生した [事故]

中国・高速鉄道が大事故…列車追突、11人死亡確認・負傷者多数
2011/07/24(日) 01:20  サーチナ

制御装置に重大な問題か、死者32人、170人超負傷
2011/07/24(日) 05:36  サーチナ」

 開業から連日、故障などの報道があったが、ついに人身事故が発生した。原因は、落雷で立ち往生していた列車に、後続の列車が追突したらしい。素人の素朴な疑問は、二つ。落雷で何故、走行不能になってしまうのかが、一つ目、そしてもう一つは、走行線上に立ち往生している列車を感知することなく、走行してしまう運行管理システムが正常に機能していたのか、という点である。営業運転上の根本問題が暴露された事故だ。

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 中国の高速鉄道列車が大事故を起こした。杭州(浙江省)発・福州駅(福建省)行きのD3115と列車D301列車が追突し、D3115の一部車両が橋から転落した。D301がD3115に追突したとされる。新華社によると、午後11時50分ごろまでに。これまでに11人の死亡が確認されたとされる。

■「中国の鉄道高速化・高速鉄道」写真特集

  事故発生は23日午後8時34分ごろ。現場は橋の上で、2両が完全に橋から落ち、1両は橋の上から下に向い、ほぼ垂直にぶらさがった。中国新聞社によると、D3115列車の生存者が別の列車が追突したと述べた。追突したのは、D301列車とみられる。

  新華社によると、D301列車先頭の1-4号車、追突されたD3115列車の後尾の15、16号車が脱線した。現場は橋の上で、2両が完全に橋の下に転落、1両が橋からほぼ垂直にぶらさがる状態になった。

  新華社によると23日午後11時50分ごろまでに11人の死亡が確認され、負傷者89人が病院に搬送された。(編集担当:如月隼人)

◆ 中国・高速鉄道:事故現場写真(3)完全に破壊された車両


 

緊急地震速報の空振りはなぜ? 「同時発生」「地震計ダウン」精度落とす [事故]

 筆者の居住地域は北関東の田舎で、3.11地震では震度6強を記録した。あの地震以来、毎日、震度3以上の余震を経験している。余震の震源地が次第に南の方に降りてきている。そして、緊急地震速報の精度が低いということが、今回はどのくらいの大きさかを判断する際に参考にしようとしているのだが、空振りが多すぎるのである。外れると、また〝狼少年か〟ということになる。

 そこで、その原因を報じた記事を見つけたので全文掲載する。
要点は、①2地点同時の地震に対応できていない、②地震計そのもが3.11の地震で壊れている、という2点である。もうひとつは、1分以上の長い振動の地震には対応できていない、ということらしい。東日本大震災は、とてつもない超大地震であった、ということを物語っている。尚、津波の速報も、波高を測る計器の故障続出で、何メートル津波が来るという予測も再考を迫られている。


緊急地震速報の空振りはなぜ? 「同時発生」「地震計ダウン」精度落とす
産経新聞 4月23日(土)18時19分配信
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110423/dst11042318010030-n1.htm

 「東日本大震災が起きてから緊急地震速報が出る回数が増えていますが、速報が出ても揺れを感じないことが何度かありました。なぜ速報が空振りに終わってしまうことがあるのでしょうか。速報の精度を上げることは可能なのでしょうか」=東京都渋谷区の男性会社員(33)


6割以上が震度2以下の「不適切」


 「緊急地震速報が出ました」。テレビや携帯電話から警報音が鳴り響き、大きな揺れに備えて身構える。3月11日の東日本大震災以降、東北や関東地方で繰り返されている光景だが、身体を硬くしたものの揺れを感じなかったケースは少なくない。気象庁管理課の担当者も「速報の精度が落ちている」と認める。

 緊急地震速報のシステムは地震の初期微動(P波)が、大きな揺れ(S波)より地中を進む速度が速いことを利用。震源に近い地震計がP波を検知した直後から震源やマグニチュードを推定し、到達時刻や震度の予測を開始する。全国を約200の地域に分割した上で、2地点以上の地震計で揺れを観測し、震度5弱以上の強い揺れが予測される地域と、震度4が予測されるすべての地域に速報が出される。

 気象庁は震度の予想について1階級程度の誤差を見込んでおり、速報を出したすべての地域で震度3度以上を観測した場合は速報を「適切」、同地域のうち一つでも震度2以下を観測した場合は「不適切」と位置づけている。

 気象庁によると、3月11日から発表した緊急地震速報は4月19日時点で、大震災を含めて68回に上る。63%に相当する43回は震度2以下の地域がある不適切な速報で、うち17回は全地域が震度2以下だった。大震災前の不適切な速報の割合は29%で、大震災を契機に大幅に精度が落ちたことは明らかだ。こうした速報で身構え、「空振りだった」と感じた人も少なくないだろう。

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 一方で、最大震度5弱以上を観測した地震36回のうち、11回は速報が発表されなかった。

 大震災以降に速報の精度が落ちていることについて、気象庁管理課では「余震の多発」を原因の一つに挙げる。


最大震度4以上は100回超


 気象庁によると、東日本大震災の余震は岩手県沖から茨城県沖までの南北約500キロ、東西約200キロの広範囲で集中して起きており、本震から24時間は通常の500倍以上の頻度で発生。これまでに最大震度4以上を観測した余震は100回を超える。3月11日以降の地震についてまとめた震央分布図からも、活発な余震活動の状況が伺える。

 複数の余震がほぼ同時に発生していることも多いが、緊急地震速報のシステムはこうした同時発生の地震を想定していない。複数の小さな地震を一つの大きな地震として解析してしまうため、広い地域で大きな地震が起きると予測してしまうこともあるという。

 気象庁によると、不適切だった速報43回のうち、31回は余震の同時発生で予測に誤差が生じた。気象庁では同時発生の地震のデータ分析を行った上で、速報システムのプログラム改善を進める方針だが、「ただちに対応することは困難で、早くても改善に数カ月はかかるだろう」としている。

 残りの12回は地震計のダウンなどが原因とみられる。気象庁の地震計約240カ所のうち19カ所は、大震災による停電や通信回線の途絶で一時的に利用できなくなった。そのため、分析データの不足などが原因となり、予測に誤差が生じたという。気象庁は非常用バッテリーの容量強化も検討する。

  抜本的なシステム改善のめどが立っていない状況であり、広範囲な余震活動が続く限り、受け手が「空振り」と感じる速報が出される可能性がつきまとう。

 「速報の空振りが続くことでオオカミ少年効果が生まれ、速報が出ても『またか』と警戒しなくなることが懸念される」

 こう話すのは東京大学総合防災情報研究センターの鷹野澄教授(地震防災)。鷹野教授は「緊急地震速報は少ない情報から一刻も早く予測を出すという性格のものであり、空振り、誤報はやむを得ない」と指摘した上で、「速報が出たら安全を確保するための行動に努め、実際に揺れを感じなかったら『良かった』と考えるぐらいの感覚を持ってもらいたい」と訴える。

 これまでに揺れの強かった地域では、余震による土砂災害や家屋の倒壊などの危険があり、気象庁も「速報が出たときには地震が起きていることは確かなので、身を守るために揺れに備えてほしい」と呼びかけている。(高久清史)

◇ 東日本大震災:地震速報“正解”は3分の1 気象庁

◇ 東日本大震災:地震計ダウン 観測網崩壊

【放射能漏れ】東電、低レベルの放射線汚染水を海に放出へ 法定濃度の100倍 [事故]



 何でもありの状況になってきた。何かをすると新たな問題がでる。対処をすると次の問題が出る。ほんとうは全部の問題点を東電は把握していない可能性が大である。重大な問題とは、放射性物質の大量放出の真の原因である。口を閉ざしていわない。発表のニュアンスで〝重大な事態〟ということばである。これが、少しずつでてきた。次の事態は何なのか。それによっては、関東圏も避難の準備をしておいた方がよいのかも知れない。

 今回も低濃度であるから海への影響はない、安全といつもの結末言葉で終わったが、誰が信用するのか。食物連鎖の恐れが出てくることは回避できない。特にセシウムは危険だ。

 もうひとつ、東電の苦渋の決断の発表を社長(=代表取締役)でなく、一担当者にさせる東電の企業体質が全くわからなくなった。このような重大なことは、代表者が行うことだろう。そのために高い給料をもらっているのだろう。この緊急事態に、なにもできない代表者、取締役は退陣すべきである。


◆ 保管対策も「無計画」 東電の低濃度汚染水放出

◆ 高濃度汚染水流出 海水中で拡散? 「魚の影響は小さい」

【原発事故】福島第1原発の津波、高さ14メートル以上 〝想定外〟? [事故]



 第一原発の耐震、津波への想定数値は、マグニチュード8.0までの地震と最大5.7メートルの津波、同第2原発はM8.0までの地震と最大5.2メートルの津波を想定して設計されていた。この数値で、絶対安全を謳いながら、地域住民を安心させていた罪は重い。今後二度と原子力発電所を建設することは、地方において不可能だろう。ここで提案である。電力の最大消費者は東京ではないのか。消費地と生産地の緊密化、よく言われる〝地産地消〟を習って、東京湾沿岸に作ればいい。東京ディズニーランドの近くであるとか、お台場の近くとか、オリンピック開催の際の競技場予定地であるとか、いくらでも好適地があるのではないのか。
 もうこれ以上、地方の人々を放射性物質による汚染によって苦しめることは、酷である。サービスの受給者と最短の場所からの供給地に建設する以外に解決の道はないと思う。今後、すべての原発が老朽化してゆくなかだ、必然的に現在の建設地からは消滅し、大都市の隣接地に建設せざるをえない方向に動いてい行くと思う。これがいやなら、永続的に停電を受け入れるということである。暑い夏も例外でなくなる。停電を実行すれば、幾分かはヒートアイランド現象も緩和に貢献するかもしれない。
 都心部に原発を建設するのであれば、マグニチュード9.0までの地震と、20mの津波に耐えられる設計とすべきである。もう〝想定外〟という言葉は聞きたくない。

【放射能漏れ】福島第1原発 放水口付近の海水から濃度限度126倍の放射性ヨウ素検出 [事故]



 海への垂れ流しの放射能汚染水が今後、魚介類への汚染、放射性物質の蓄積に関係する。いよいよ魚も食べられなくなりそうである。ヨウ素、セシウムの流出は、もう止めようがない。自己防衛しかない。

 そして、1号炉から4号炉まで誰も直接、被害状況を確認していないという事実からの推測、憶測からの政府発表の信ぴょう性が相当に疑わしいということである。事態はかなり深刻、燃料棒の溶融による核分裂が徐々に進行している可能性は否定できないだろう。その燃料棒を保管している物体に亀裂があり、そこから漏れている。そうならないと、これだけの放射性物質のバラマキを説明できない。全く予断はゆるささない。


◆ 福島第1原発は大震災前からトラブル続き 事故データを基に米紙が分析

◆ 汚染は数十年続く 避難範囲広がる恐れも指摘 仏原子力当局

◆ 過小評価の必要なし 福島第1原発事故で欧州委員 「制御不能」発言を訂正せず

【放射能漏れ】政府、4県でホウレンソウ、カキナ出荷制限、福島は原乳も、放射性物質検出で [事故]



 放射性物資が付着しても、安全基準に照らして身体には影響ないとしきりにアピールしているが、検出された野菜、原乳等の出荷自粛を指示しているのは何故なのか。言っていることと事が起きて指示していることが、矛盾していないだろうか。どうみても対応がおかしい。重大な要件を隠しているとしか思わざるを得ない。



ドイツで旅客列車と貨物列車が衝突、10人死亡 [事故]



 原因はまだ不明であるが、単線での衝突事故のようだ。死亡者10名、負傷者も数多くでているようだ。鉄道旅行を楽しんでいる日本人旅行者も多いが、被害者はいないようだ。


 

穴で足踏み、眠らないよう声掛け一夜過ごす 八甲田で不明後、無事下山の親子 [事故]

青森市の八甲田スキー場でスキー中に行方不明になり、3日無事下山した同市の会社員、小川信之さん(55)と次男の小学5年、大士君(11)。青森署にると、2人は2日午後、霧などでスキーコースを外れて迷っているうちに日が暮れ、大木の根元の穴に入った。スキー場のロープウエー山麓駅周辺の明かりが遠くに見え、パトカーのサイレンも聞こえたため、捜してくれるのを待とうと穴から動かず一夜を過ごした。

 食料や水は持っていなかったが、眠らないよう声を掛け合い、足踏みして寒さに耐えた。携帯電話は電池が切れていた。3日午前0時の山頂の気温はマイナス13度だったが吹雪などはなかったという。

 第一発見者の捜索隊員によると、2人はしっかりした様子で「大丈夫、元気です」と話し、スキーで下山した。隊員は「よく一晩過ごせた」と驚いていた。

(以上 産経ニュース 2011.1.3 16:42)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/110103/dst1101031645006-n1.htm

 冷静な判断が無事救出につながった。食料や水がなくても、じっと動かず、体力の消耗を防いだことが、生還のポイントである。


◆ 不明の親子が無事下山 青森・八甲田スキー場


 

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