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「あかつき」軌道投入の確認難航、8日昼までに成否判明 [科学]



通信障害によるデータ不足で確認が難儀している。太陽電池と太陽の向きは周回軌道に入ったら、刻々と代わるから出力が落ちて通信不能になるとのこと。そこまで制御できないのかもしれないが、周回軌道に乗っているような気がするが。

◆ 「あかつき」運用チーム、夜を徹し軌道の確認作業を続行


 

農薬は認知症リスクを増大させる、フランス研究 ガーデニングに農薬は不要 [科学]



 これは農家だけの問題ではない。ガーデニング、特にバラ、果樹を栽培している人で、マニュアル通りに殺虫剤を定期的に散布している方があぶない。特に素人は安易に過度に使用する傾向にあり、危険度が高い。
家庭菜園、ガーデニングに農薬、殺虫剤は不要である。虫に食われてもいいではないか、人体への影響の方が問題は大きい。

 

2010年の世界の平均気温、史上最高水準に [科学]



 やっぱり今年は世界的に気温が高かったようだ。夏の異常的な暑さははんぱではなかった。

 

【パリ】巨大な睾丸を持つキリギリス、進化理論の再考迫る [科学]



 昆虫に睾丸があるとは、知らなかった。

 

【ノーベル化学賞】 有機化学分野で不可欠となった「スズキ・カップリング」の社会貢献とは [科学]

 鈴木氏は、有機ホウ素化合物の合成について研究。この成果が「パラジウム触媒によるクロスカップリング」技術の開発につながった。
 このクロスカップリングは、パラジウムを触媒として炭素同士を結合させる化学反応。薬やプラスチックの研究分野ではなくてはならないものとなっている。この基礎となったのが「スズキ・カップリング」で、これまで極めて困難だった複雑な天然物の合成が可能になった。

 この技術が社会に受け入れられ、様々な産業分野で応用され活用されているキーは何か。
特許を取らなかったことだろう。最近は、すぐに自己の組織利益だけを考えて、なんでも特許取得にはしる。企業もこれを推進している。しかし、特許取得は各企業の勝手であるが、すぐれた技術を長期間、1企業、1個人に閉じ込めてしまう行為は大局的に見て正しいことか。最近の日本の産業界の停滞とこのパテント取得競争には、相反する相関があるのではないのか。特許申請数は増加しても、産業界のポテンシャルの地盤沈下は止まらない。「スズキ・カップリング」のような技術が、素早く世の中に開放される社会であるならば、もっと応用面での製品化技術ももっと進歩するはずである。
 知的財産権を独り占めするような狭い了見からは、社会に役立つ技術は生まれないことを証明したような、今回の化学賞受賞である。あっ晴れ!



 

【ワシントン発】ネバネバ菌が鉄道網…日本人にイグ・ノーベル賞 [科学]

【ワシントン=山田哲朗】愉快な科学研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が30日、米マサチューセッツ州のハーバード大で行われ、単細胞生物の粘菌が最適な鉄道網を設計できることを見つけた中垣俊之はこだて未来大教授らのチームが「交通計画賞」を受賞した。


 中垣教授らは、粘菌に迷路を解かせる研究で2008年にも「認知科学賞」を受賞している。

 ネバネバの粘菌の集合体はエサを求めて細長く伸びる。迷路のゴールにエサを置けば、粘菌は入り口から出口まで最短距離でつなぐほか、都市に当たる場所にエサを配置すると、粘菌はエサの間に鉄道網とそっくりの効率的なネットワークを形成する。

 このほか、「靴の外側に靴下をはけば凍結路での転倒頻度が低下する」研究が「物理学賞」、「従業員をランダムに昇進させると組織の効率が上がる数学的証明」が「経営賞」を受賞。メキシコ湾で原油流出事故を起こした英石油大手BPには「油と水は混じらないという古い定説を否定した」として「化学賞」が与えられた。
(以上 読売新聞 2010年10月1日13時58分)

 「ネバネバの粘菌」と鉄道網のようなネットワークを形成するとは、驚き。世の中にはユニークな研究をしている人がたくさんいるようだ。

 

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