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今年正念場の日本人選手たち [野球]

MLBもキャンプでの話題がマスコミをにぎわし始めた。今年、契約の最終年を迎える選手にスポットをあてる。

 投手では、オリオールズの上原浩治投手(34)。昨年、2年1000万ドルで契約。昨年の成績は、12試合に登板して、2勝4敗、防御率4.05で終わった。怪我での戦線離脱期間が長かったせいもあるが、今年もこの程度の成績であれば、再契約は間違いなくない。今年のFA戦線でも、投手は実績があっても契約できない選手が、現在でも、25人以上いる。少なくとも、10勝以上を残さないと、他球団からのオファーもない。ほんとうに正念場である。
 次は、ブレーブスへ移籍した斎藤隆投手(40)。ブレーブスとの契約は1年320万ドル+出来高230万ドルである。昨年の成績は、56試合に登板して、3勝3敗2セーブ3ホールド、防御率2.43。斎藤投手の救援投手としての評価は高い。CBSの救援投手部門で47位。30球団あるメジャーでこのランク位置はすごい。評価されている最大のポイントは防御率にあると思う。MLB4年間の通算防御率がなんと、2.16。昨年と同等の成績を残せれば、まだメジャーでやれるはずである。川上投手と同じ球団となり、相乗効果で両投手とも好成績を残すような気がする。懸念事項はブレーブスの貧打線である。
 最後のピッチャーはレッドソックスの岡島秀樹投手(34)。1年275万ドルで契約。過去3年の実績からすると年棒の評価が低いように思う。通算の防御率は2,72であるが、昨年は3.39と徐々に悪くなっているのが気になる。防御率2点台で60試合以上登板できれば、レッドソックスは引き留めるであろう。活躍を期待する。
 
 野手では、アストロズの松井稼頭央内野手(34)。3年契約(総額1650万ドル)の最終年を迎える。昨シーズンの成績は、132試合476打数で打率.250、46打点、9本塁打、出塁率.302で終わった。今期は、年棒(500万ドル)に見合う成績とすると、打率.280以上、出塁率.350以上がノルマであろう。正念場である。
 野手ではもうひとり、レイズからパイレーツに移籍した岩村明憲内野手(31)。1年485万ドル。昨シーズンは怪我で数字を残せていないが、パイレーツはレイズをリーグ優勝に導いた2008年の活躍を期待しての獲得であった。この年の成績は、152試合627打数で、打率.274、48打点、6本塁打、出塁率.349であった。この数字が今シーズンでの目標となるはずである。さて、弱小球団をどこまでブレークさせるかは岩村選手の腕の見せ所である。怪我なく活躍して欲しいものだ。


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