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【ワシントン発】ネバネバ菌が鉄道網…日本人にイグ・ノーベル賞 [科学]

【ワシントン=山田哲朗】愉快な科学研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が30日、米マサチューセッツ州のハーバード大で行われ、単細胞生物の粘菌が最適な鉄道網を設計できることを見つけた中垣俊之はこだて未来大教授らのチームが「交通計画賞」を受賞した。


 中垣教授らは、粘菌に迷路を解かせる研究で2008年にも「認知科学賞」を受賞している。

 ネバネバの粘菌の集合体はエサを求めて細長く伸びる。迷路のゴールにエサを置けば、粘菌は入り口から出口まで最短距離でつなぐほか、都市に当たる場所にエサを配置すると、粘菌はエサの間に鉄道網とそっくりの効率的なネットワークを形成する。

 このほか、「靴の外側に靴下をはけば凍結路での転倒頻度が低下する」研究が「物理学賞」、「従業員をランダムに昇進させると組織の効率が上がる数学的証明」が「経営賞」を受賞。メキシコ湾で原油流出事故を起こした英石油大手BPには「油と水は混じらないという古い定説を否定した」として「化学賞」が与えられた。
(以上 読売新聞 2010年10月1日13時58分)

 「ネバネバの粘菌」と鉄道網のようなネットワークを形成するとは、驚き。世の中にはユニークな研究をしている人がたくさんいるようだ。

 

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