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【放射能漏れ】雲隠れ東電社長の正体 [警鐘]

本日付けの日刊ゲンダイの記事から要約する。

「一番の修羅場で倒れた 東電清水社長の〝便利な体〟

 こんな男がトップでは、原発事故は収束しないのではないのか。東京電力の清水正孝社長のことだ。16日から21日までの1週間、〝過労〟を理由に「対策本部」を離れ、ゆっくり〝休憩〟していたことが明らかとなった。
 原発事故の現場では作業員が決死の覚悟で働いている。東電本社の社員たちも、会社に泊まり込んでいる。彼らに言わせれば
 「何が過労だ!」だろう。
 政府と東電との合同「対策本部」は15日、東電本社の2階に設置された。清水社長は副本部長に就いたが、翌日から姿を現さず、社長室で休んでいた。
 「疲れがたまり、医師から休むように言われた」(東電広報)らしいが、点滴などの治療を受けたわけではない。夜は近くのホテルに泊まっていた。1週間も「対策本部」に顔も顔を出さなかったため、一時は「自殺説」まで飛び交った。

 初日にダウンとはヤワすぎるし、あまりにも無責任だ。いったい、どんな人物なのか。昨日は、米紙からも批判の記事が掲載された。トップの顔が一切見えてこない、声が聞こえてこないことが不思議らしい。
「そもそも清水社長は、〝棚ぼた〟でトップに就いた男です。東電は、東大卒の総務部出身がエリートコース。歴代社長はみな東大卒です。ところが、清水社長は慶大卒で資材部出身。傍流なのです。そんな彼がトップに就いたのは、02年に原発の事故隠しが発覚し、社長経験者3人が引責辞任したことで人事が大きく狂ったからです。清水社長が評価されたのは、資材部長時代、コストカットに成功したことくらい。問題は清水社長に当事者能力がないことです。資材部はノンビリした部署だけに、緊急事態に対処する訓練がされていないし、原子力の専門知識もないから判断がくだせない。本人は明るくハキハキした性格ですが、原発事故に対応するのはムリです」(東電関係者)
 社長の休養を隠し続けた東電も東電。現場の作業員が気の毒だ。

以上が記事の内容だが、この緊急事態に適格な社長人事を執行できない東電は〝お役所〟の組織のようだ。民間会社なら緊急の臨時取締役会を開いていくらでも社長を替えることができる。今は、前例のないことに躊躇するしている場合ではないだろう。今は、トップの適格な判断、指示が絶対に必要な時期だろう。そうでないと、現場作業員の奮闘に報いることはできない。
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