SSブログ

「福島原発プルサーマル計画 知事、受け入れ表明」記事 但し2010年8月7日の毎日新聞朝刊より [原発事故]

 東京電力福島第一原発3号機はプルサーマル運転中であった、という事実が全く報道されないが、プルサーマル計画の経緯を示す記事を発見したので、全文掲載しておく。理由は、ネット上にはすでに削除済みとなっているからである。

 そして3号機が今どうなっているのか、いまだよくわからない。なんとも不気味である。報道では放射線量が高すぎて、近づけないことが理由らしい。

 以下が記事内容である。
******************************************************************************************************************
 福島県の佐藤雄平知事は6日、東京電力福島第1原発3号機(同県大熊町、沸騰水型、出力78.4万キロワット)のプルサーマル計画を受け入れることを正式表明した。これを受け、東電は8月中に専用のMOX燃料を原子炉に入れ、9月中にも全国3例目、東電としては初の同計画による発電を開始する。

 佐藤知事は県部長会で「東電の安全確保の取り組みをしっかり確認していく」と述べた。

 佐藤知事は2月、受け入れ条件として、同機の○老朽化対策○耐震安全性○MOX燃料の健全性--の確保を求めた。国と東電は、関連データや現地を調査し、7月までに問題なしと同県に報告した。

 プルサーマル発電は九州電力玄海原発3号機(佐賀県玄海町)と四国電力伊方原発3号機【愛媛県伊方町)ですでに開始。福島県は98年、全国で初めて受け入れを表明したが、02年の東電トラブル隠しの発覚「による不信感から、決定をいったん撤回した。【種市房子】
*******************************************************************************************************************
3例目のプルサーマル 2010年9月24日 毎日新聞 朝刊より

 東京電力は23日、福島第一原発3号機(福島県大熊町、沸騰水型、出力78.4万キロワット)が午前7時46分、国内3例目のプルサーマル発電を始めたと発表した。今後は調整運転の出力を段階的に上げ、10月26日にある国の最終検査合格後、営業運転に入る。沸騰水型でのプルサーマル発電は初めて。
 
 機器の不調で3号機の起動が1日遅れたため、発電開始も予定の22日より1日ずれ込んだ。
*******************************************************************************************************************

 3号機も水素爆発して、圧力容器に穴があき、メルトダウン状態となっているという。一体溶融した燃料、使用済みの燃料=放射性物質はどこへ紛れ込んでしまったのだろうか。膨大な汚染水の中に溶け込んだ状態になっていて、海へ、地下水へ、そして蒸発して大気中へまき散らされているのだろうか。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。