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【バングラデシュ】性器にれんがでさらし者に、村落裁判を警察が捜査 [海外]



 地域の掟がその地域の出来事に対する最終判断を決するならわしは、世界共通らしい。「晒し(さらし)」は、中世から近代にかけてヨーロッパでも行われていたが、江戸時代の日本にもあった。

 晒し(さらし) は江戸時代の刑罰の1種である。当時の姦通の男女や情死未遂者、女犯僧などは日本橋の袂に裸にされて3日間晒し者とされた。その場所は、日本橋の南詰、つまり通り町寄りの西側の御高札場があったが、この御高札場の正面、即ち橋の南詰め東側の空地が晒し場だった。情死未遂で、もし男が生き残って女が死ぬと、男は死罪となり、その反対に女が生き残った場合には小屋者に手渡されて非人にされた。この頃の〝晒し〟とはまことに非常なもので、男も女も共に一糸まとわず素っ裸にされて晒された、という。

 ほんとうにそうであったかどうかは、今となっては確かめようがない。

 バグラデシュの事情とのちがいは、江戸時代の日本の刑罰は、地域の掟ではなく、お上が定めた公法であった、ということ。時代が変わっても人間がやらかすことに、変化はないということだろうか。
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