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わずか10日で運転士…中国事故で訓練にも批判 安全を速成教育ではカバーできないだろう [事故]

わずか10日で運転士…中国事故で訓練にも批判
2011年7月26日(火)21時16分配信 読売新聞

 やっていることが、あまりにも凄まじい。200キロで営業運転させることが、至上命令であり、そのためには手段を問わず、安全など二の次の発想が生み出した悲劇的な事故である。鉄道は自国内の事故で済むが、原発も同じ発想で建設されたら、たまったものではない。事故の影響は周辺国にも及ぶのが必定である。

以下に記事を全文転載。

  【温州(中国浙江省)=比嘉清太】中国の高速鉄道事故を受け、鉄道網が急ピッチで拡大し運行本数が増加する反面、列車の運行を担う人材育成が追いついていないとの指摘が出ている。

 中国紙「新京報」は26日、北京の在来線の運転士が2008年、わずか10日間の訓練を受けただけで高速鉄道の運転士になった事例を紹介し、「訓練期間が短すぎるのではないか」と疑問を呈した。

 中国の鉄道専門家によると、運転士は通常3年以上の訓練期間が必要とされるが、十分な訓練を受けないまま営業運転を担当するケースも多いという。また運転士は毎月の労働時間が167時間と規定されているものの、交代要員の不足で200~300時間も勤務するケースがあるという。

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