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5717億円の最終赤字で料金値上げ不可避 東電4~6月期決算 [原発事故]



 先の昨年度の決算も、1兆2473億円の最終赤字を計上しており、今回の赤字決算で自己資本は、1兆94億円に目減りした。

 このような決算数字を発表する意図は何なのか。民間企業として存続するためには、電気料金の値上げのための言いわけのためなのか、それとも自己資本を食いつぶし、債務超過に陥り、倒産させたいのか。

 このペースなら、自己資本が限りなくゼロに近づく来年1-3月期決算の頃の東電の扱いが注目だ。どこまで放射能被害の補償が広がるかも、東電の赤字の数字に大きく影響する。解体、原発事業の国営化も議論の俎上にあがるだろう。
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