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福島第1原発を報道陣に初公開、吉田所長「事故1週間・・・『もう死ぬ』と数度思った」 [原発事故]

事故発生後、1週間は全くの制御不能の状況にあったことを、吉田所長は認めたことになる。現場がこのような状況下にありながら、政府・東電は詭弁を弄して、〝放射能漏れはない〟、〝人体に直ちに影響ない〟と国民をだまし続けてきた。映像で観る限り、放射能線量は低くなっていないから、宇宙服のような防御服を着て作業を続けている。〝冷温停止〟という言葉を聞いて、大幅に改善された現場が映るのかと思っていたが、あの高線量が計測されるということは、その大元がどうなっているのか、何故、原子炉は水で冷温停止と言いつつ、高線量が観測されるということは、放射性物質が原発敷地内に拡散しているからで、何故拡散したかが問題なのである。週刊誌などの予測記事によれば、メルトダウンした燃料が水を伝って配管に拡散し、その配管が地震により壊れ、敷地内に漏れ出しているのか、壊れていなった配管もたび重なる爆発で配管が破壊され、放射性物質が敷地内にばらまかれた結果であると推測される。拡散された物質を排除しない限り線量は減らない。 

 今回の報道陣への公開は、ここまで改善された、ということを国民にアピールしたかったのだろうが、避難された方々から見れば、絶望的な映像になったかもしれない。原発での除染は全く進んでいないにも関わらず、避難地域の解除を謀り、住民を復帰させることは、まだまだ無理のようだ。 

◇  福島第1原発:報道陣に公開 吉田所長「作業なお危険」

◇ 福島第1原発:吉田所長 「死ぬだろう」と思ったこと数度


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