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ヤンキース 松井へ「DH」で正式オファーへ [野球]

 ヤンキースは最優先事項であった先発投手の補強としてFA中のA・ペティット投手と再契約した。これで、昨日のトレードでカーティス・グランダーソン外野手(28)の獲得と併せて予定通りで、残るは松井選手とJ・デーモン外野手の処遇に焦点は移った。ヤンキースのスタンスは、来季の年棒予算内(1億8500万ドル、今期より15%減)に入ることと1年契約が条件で、折り合わなくとも両者とも引き留めないだろう。J・デーモンの代理人はボラス氏で強気の交渉で有名。噂では、複数年契約の今期の年棒(1300万ドル)以上の契約を目論んでいるようだが、決裂するだろう。
 ヤンキースの松井選手への条件は、DH専任で、1年契約、年棒は700万ドル(今期は1300万ドル)程度までだろう。これに同意しない場合には、他球団との交渉になる。
どちらにしても、代理人アーン・テレム氏の腕のみせどころだろう。

 ところで代理人アーン・テレム氏はスポーツエージェント会社、WMGマネジメント社(本社・米ロサンゼルス)の主任代理人で、大リーグとNBA(米プロバスケットボール)選手を担当している。2競技分野を両立させている代理人としては、現在最も成功をおさめている実力者といえる、そうだ。また、テレム氏は例年米スポーツ誌が選ぶ最も影響力のある代理人に選ばれるなど、常にトップ3以内の実力者として評価が高い。物腰が柔らかく、理詰めで優しい語りで契約にこぎ着ける、という人らしい。さらに、物静かなタイプだが、03年の松井のヤンキース入団に際しては、感情を抑えきれず、外国人記者クラブでスピーチ中に号泣したこともある。「ヒデキと接して契約交渉をし、彼のすべてに感動した。情熱、勇気。彼は必ず成功できると信じている」と涙ながらに語った人情派だ。
 今回もワールドシリーズ終了後、まだヤンキースが松井選手との独占交渉権を持っている時期に米ニュースサイト「ハフィントン・ポスト」に異例の声明を発表した。

松井代理人、テレム氏が緊急声明「人柄、美徳、付加価値…」強烈な売り込み
 
 尚、ヤクルトをFA宣言してMLBを目指している五十嵐涼太投手もテレム氏が代理人である。実力は折り紙付であるが、もう一人のヤンキースの日本人選手である井川投手の代理人でもある。ヤンキースのGMはこの契約については良い心証を持っていない。これが影響しなければ良いのだが。

 巨人をFA宣言してMLBを目指している高橋尚成投手、メッツを契約解除された高橋建投手、インデアンズでFAとなった大家友和投手の動向はまだ決まっていない。

 松井選手については、阪神・星野仙一シニアディレクター(SD)は8日夜、日本テレビ系のニュース番組「ZERO」の中で、ヤンキースからFAし、去就問題が難航している松井秀喜外野手(35)について言及。ヤンキースのキャッシュマンGMらが松井に対し、冷淡な発言を繰り返していることについて、「あそこまで言われたら…。そんなに言われるくらいなら、松井よ、こっち(日本)に帰ってこいよと言いたくなる」と発言した。

 これが本心ならば、城島に続いて、松井獲得もまだ、諦めていないか???




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