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にゅーよーくたいむずのでんしばんより [野球]

 The Matsui Effectのタイトルで今回のエンゼルへの移籍がヤンキースにどのような影響があるかを説明していた。ニューヨークサイドからみた記事であることがおもしろい。一部要約した内容を紹介する。

 松井秀喜のロサンゼルス・エンゼルスへの移籍は、ヤンキーススタジアムでの日本人レポーター、日本人ファンが少なくなること、そして球場への広告出展企業が少なくなることを意味するかもしれない。

 多くの日本人MLBファンにとって、選手がプレーしている球団よりも選手そのものが重要なのである。これは、おそらく日本で最も有名な野球選手である松井の際立った真実である。

 彼は読売ジャイアンツやヤンキースでのスター選手であっただけでなく、先月行われたワールドシリーズの最優秀選手であった。彼がヤンキース優勝パレードで車に乗っていたとき、多くのアメリカ人が松井の名前を叫ぶ光景は日本での国民的な誇りの源泉となった。

 日本人は個人的にこの人を快く思わないかもしれない。ヤンキースのゼネラルマネージャであるブライアン・キャッシュマンは、ワールドシリーズの後、松井は指名打者“だけ”の選手であると言明するたびに、何度も不快感を与えた、と「和をもって日本となす(You Gotta Have Wa)」の著者、ロバート・ホワイティングは述べた

 日本の野球ファンは松井に従い続けるだろう。もちろん、彼がどこでプレーしようが問題ない。エンゼルスのゲームはこれまで以上に日本人向け放送が見られるようになるらしい。さらに日本の旅行会社は南カリフォルニア向けのツアーではアナハイムでの宿泊を付け加えるらしい。

松井の故郷の出身である実業家がニューヨークで開店していたファーストフード店“GoGo Curry”もロサンゼルスでの出店を考えている。

 ニューヨークでもなく、(松坂大輔がいる)ボストン、(イチローのいる)シアトルでもないところで、日本人ファンが新しいチームを発見するならば、MLBにとっては収益増を意味するかもしれない。

“日本でヤンキースファンが増えていたことにたいしては、あまりのも悪すぎる事態である”と、日本でのMLB放映権の権利をコントロールしている日本の広告界の巨大企業の一つの部門である、デンツウスポーツアメリカを指揮するハットリユキが述べた。

 松井の西地区への移動は、イチローとの対決を実現する。彼ら二人ともアメリカンリーグの西地区にいるので、来年は少なくとも18試合は対決することになる。

 松井とイチローは尊敬すべき好敵手である。イチローは快活であるがどこかよそよそしい、一方の松井は興奮をおさえた魅力的なものをもっている。2人とも伝説的な業績、価値をもっているが、イチローは神戸やシアトルではスポットライトの外にいてプレイしていた。松井は東京でもニューヨークでもスターであった。

 松井の移籍は豊富な人材、資金をもつヤンキースにとってはほとんど影響がないことを意味するかもしれない。しかし日本でのヤンキースの輝きは、松井がニューヨークを去った今、しだいに薄れてゆくだろう、とホワイティングは言った。

以上であるが、ニューヨークのマスコミも松井の影響力をよくみているな、というとkろが発見であった。


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