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【図解】チリ落盤事故、作業員の命つなぐ「筒」 [事故]

【8月28日 AFP】図は、チリ北部のサンホセ(San Jose)鉱山で起きた落盤事故で、地下に閉じ込められている作業員たちのところまで水などを届ける筒について示したもの。

 この直径10㎝の筒が33名の命をつないでいる。もっと太い筒を接続する技術はないのか。

これまでの経緯も簡単に記載しておく。
【8月28日 AFP】チリ北部のサンホセ(San Jose)鉱山で起きた落盤事故で、地下に閉じ込められている作業員33人のうち、5人がうつ状態を呈し始めていることを、ハイメ・マニャリク(Jaime Manalich)チリ保健相が明らかにした。

 26日には、約3週間が経つ地下700メートルの生活に耐えてきた作業員たちが元気に映るビデオが、地上の家族たちのもとに届いたが、その一方でビデオに映りたがらなかった作業員たちがいたことが分かった。

 マニャリク保健相は「作業員のうち5人は仲間たちから離れ、食事もよくとっておらず、カメラに映りたがっていない。うつ状態にある」と述べた。食糧などを下ろしている管で届けた通話装置を使って、精神科医がケアにあたろうとしている。

【8月27日 AFP】チリ北部のサンホセ(San Jose)鉱山で起きた落盤事故で地下700メートルに閉じ込められた作業員33人の元気な様子が映ったビデオが26日、地上に届いた。

 45分間のビデオのうち公開された部分には、温度も湿度も高い地下の避難所で21日間が経過したにもかかわらず元気な作業員たちの姿が映っていた。作業員の1人は伸びたひげを見せながら、避難所の隅に置かれた医療品を指さし「なんでもみんなで計画的にうまくやっている」と語った。また「ここが娯楽場所、ここが話し合って計画をたてる場所、ここが礼拝の場所」などと、避難所内を用途別に分けて使っていると説明した。

 またこの映像を撮影した小型カメラに向かって、10人ほどの作業員たちが手を振る様子も見えた。ビデオは作業員33人の家族に見せられた後、チリのテレビでも放映された。

【8月27日 AFP】チリ北部のサンホセ(San Jose)鉱山で起きた落盤事故で、地下に閉じ込められている作業員33人の家族が26日、鉱山を所有するサン・エステバン鉱業社(San Esteban Mining)を過失容疑で刑事告訴した。鉱山を所有する企業が過失容疑で刑事告訴されるのは初めてとみられる。

 これに伴い地元裁判所は、26家族に対する賠償金支払いに備えて、サン・エステバン鉱業に対し収益の一部、180万ドル(約1億5200万円)の差し押さえ命令を出した。

【8月26日 AFP】チリ北部のサンホセ(San Jose)鉱山で起きた落盤事故でチリ政府は25日、地下700メートルに閉じこめられた作業員33人に、救出までには数か月かかるという悪い知らせを届けた。

 ハイメ・マニャリク(Jaime Manalich)保健相は、「独立記念日(9月18日)には間に合わないが、クリスマスまでには救出したいと思っている」と伝えたという。作業員は落ち着いて話を聞いていたが、今後「絶望感、怒り、不安感に襲われる可能性がある」と保健相は指摘した。




 
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