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【中国】ネット閲覧統制、外国テレビ中断も…劉氏平和賞 [世界の出来事]

 中国は劉氏の平和賞受賞を黙殺しようとしている。この事実を国民が知るとどうなるのか。国内でいかに統制しても、海外旅行など外国での報道を見聞することに制限は加えられない。自国民が海外で評価された事実を素直に喜べないことがおかしいと気付かない中国政府。おかしなことはいずれ是正される。これは過去の歴史が証明している。
 以下は読売新聞よりの記事を転載した。
【北京=関泰晴】中国で服役中の民主活動家、劉暁波(りゅうぎょうは)氏(54)のノーベル平和賞受賞について、中国各紙は9日、国営新華社通信の配信記事を引用し、「劉暁波は中国の法律を犯して懲役刑を言い渡された罪人だ」と反発する外務省報道局長の談話を報じた。

 いずれの記事も目立たないように地味な扱いだった。劉氏の受賞を黙殺し、厳格な情報統制を敷く共産党政権の意向を反映している。

 中国内では9日、インターネットの大手サイトで「劉暁波」を検索しても、結果が表示されなくなった。掲示板でも劉氏の受賞に関する意見は閲覧できず、情報統制が強化されている。携帯電話では、劉氏の名前が文中に含まれるショートメールが送信できなくなった。NHKなどの外国テレビ放送の平和賞関連ニュースも放映中断が続いた。

 黙殺姿勢の中国各紙の中で、共産党機関紙「人民日報」発行の国際問題専門紙「環球時報」は9日の社説で、「ノーベル平和賞は西側の利益のための政治的な道具に成り下がった」と非難。「この賞を評定し、操る人は、中国社会が政治的な相違が原因で終わりのない紛争に陥り、ソ連式の分裂に向かうことを願っている」と警戒感を示した。
(以上 読売新聞 2010年10月9日13時39分

中国、EU合同記者会見を拒否…人権追及恐れ(読売新聞 2010年10月9日10時35分)

劉氏に平和賞、放送中のテレビが突然真っ黒に(読売新聞 2010年10月9日09時04分)



 
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