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【チリ鉱山救出】地下の33人「全員救出まで現場に残りたい…」 [事故]

 【コピアポ(チリ北部)=平山亜理】チリ北部コピアポ近郊の鉱山落盤事故で、地下にいる33人の作業員たちが、最後の一人が救出されるまではコピアポの病院に運ばないで救出現場にとどめてほしいと当局に伝えていたことが分かった。最後の一人が地上に出るまでは喜べないためで、仲間全員の生還を現場で分かち合いたいからだという。

 当局が地下の33人の作業員らに対し、地上に救出された後は現場で簡単な医療チェックを受けた後、順次ヘリコプターで約50キロ離れたコピアポの病院に運ぶ段取りを伝えたところ、作業員たちは「全員が地上にそろうまでは現場を離れたくない」と希望したという。

 だが、当局によると、33人全員を一度にヘリでコピアポに運ぶのは無理なため、実際には当初の予定通り数人ずつを順次運ぶ予定だ。
(以上 一部掲載 朝日新聞 2010年10月9日14時18分)
記事全文はこちら。
チリ、地下の33人「全員救出まで現場に残りたい…」

 「早期救出に自信」チリ落盤事故(産経新聞 10月9日(土)15時2分配信)



 
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