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フクシマ50、続く苦闘 蓄積する被曝量、不安とも戦う [原発事故]



 「これまでにどれだけ放射線を浴びたのかわからない」

 「何年かたって症状が出る作業者が現れるのではないか」

 「被曝と、事後に発症した病気との因果関係を科学的に立証するのは極めて困難。いま、現場で作業する人たちは自ら予防する余裕すらないだろう。国や東電は十分な予防措置と、万が一の時の補償をしっかり検討していく必要がある」

 「そっちは何人出すんだ。覚悟を見せろ」

 「行きたくなかったが、断れば今後の仕事がなくなる」

 「時給数万円で雇われた建設関係の作業員もいるらしいが、日頃から東電と協力関係にある我々は通常の日当で働いている」

 「俺たちだって簡単なケーブルの敷設作業ぐらいはできる」

 東電によると、現在は約700人が復旧班、情報班、医療班、保安班などに分かれて勤務している。当初は10日以上泊まり込む作業員が多かったが、最近は5勤2休など交代で作業している。作業員の被曝(ひばく)量は年間100ミリシーベルトとされていたが、今回は250ミリシーベルトに引き上げられた。

以上は上記の記事より抜粋。
いかに基準値がいいかげんに決められているかに唖然とする。いきなり2.5倍に引き上げて誰が体の安全を保障するのだろう。他の基準値も、これくらいなら国民は黙って動く、騒がない数値を決めて発表しているだけである。安全の基準を国に頼ってはいけない。自己責任で数値を解読、行動に結びつけないと自分の安全は守れない。津波が来たときの鉄則は、とにかく他人のことも構わず逃げろ、である。
 もし、原発事故の処理に失敗して格納容器や燃料プールにある燃料棒が燃焼・爆発が起きたら直ちに遠くへ逃げ出すしか助かる道はない。
 〝放射能津波〟に備えて緊急避難態勢を準備しておくことしか、自分の命は守れない。

◆ 鬼を一車に載す
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