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【東日本大震災】福島の避難児童にいじめ 新潟の小学校 蹴られ入院 [警鐘]

 このような表題の記事は、全文掲載する。そして、原因は、大人たちの行動、発言に起因するものだ。いつまでもなくならない、災害時の根拠のない流言による〝いじめ〟だ。日本人のこのかなしい性(さが)は、過去から同じようなことを繰り返している。
 大人たちが話すこと、垂れ流す情報のなかに、〝いじめ〟、〝差別〟する原因となる言葉を発しているのである。恐ろしいのは、ほとんどの家庭がよくても、1人の子供親が話した情報は、子供を通して〝口コミ〟で伝わってしまう。自分の家だけなら大丈夫ということは通用しないのである。

 最近読んだ吉村昭著「関東大震災」において、地震直後に多くの朝鮮人虐殺事件が発生した、とある。地震直後は、情報連絡手段が全くない中、口コミだけで、全く根拠のない流言が、恐ろしい勢いで拡大していった経緯が描写されている。クチコミによる伝達手段は、絶対に精確に伝わらない。これは簡単な実験ですぐに実証できる。30数年前に、ある外資系の会社に入社して最初の教育が、このクチコミによる連絡が、とんでもない結果を招くという啓蒙教育であった。ビデオを使っての説明や、何人かのグループでの実際の連絡を行っての結果の相違を身をもって知らされた。ウラのとれない情報はダメであると同時に、重要な情報は記録して、それを伝えるということを徹底的に仕込まれた。

 現在の流言=風評は、ツイッター、メールで広がるらしい。このブログも加担しているかもしれないが、これを有だ方の判断が評価はきめることであると、割り切ってかいている。

以下は、記事の内容の全文掲載。

福島の避難児童にいじめ 新潟の小学校 蹴られ入院
産経ニュース 2011.4.23 11:22

 東日本大震災で、福島県から新潟県長岡市に避難している小学6年の男子児童(11)が転入先の小学校で同級生に蹴られ、入院していることが23日、同市教育委員会への取材で分かった。学校側はいじめがあったことを認め、保護者に謝罪した。

 市教委によると、男子児童は父親の実家がある長岡市に避難し、今月7日の始業式から新しい学校に通学。19日午前の休み時間、同級生の女子児童に腹を蹴られた。20日に腹部打撲と診断され、様子を見るために入院しているという。

 男子児童は15日にも「女子から悪口を言われている」と担任教諭に相談。学校側は21日、PTA総会で事実関係を説明し、同級生の児童からも話を聞いている。市教委の山田修管理指導主事は「福島県への差別的な発言はなかった。つらい思いをさせて申し訳ない」と話している。

◇ 「子供の人生返せ」避難者から東電社長に悲痛な声

 何故、東電関係者は福島県の原発の近くに移動しないのだ。不思議で仕方がない。住居を原発付近に全家族移して、そこから単身赴任で仕事しろ!
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