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【放射能漏れ】東電合理化「甘すぎる」 福島の避難住民ら役員報酬に不満 [原発事故]

東電合理化「甘すぎる」 福島の避難住民ら役員報酬に不満
産経ニュース 2011.5.11 01:14

  東京電力が「最大努力の合理化」の結果として10日、政府に対し、原発事故をめぐる損害賠償で支援要請をした。しかし一部役員が報酬を受け取るとしたことに、福島県の避難住民らから「甘すぎる」「非常識」などと不満の声が上がった。

 「計画的避難区域」に指定され、全村避難の準備が進む飯舘村。乳牛を飼い続けるのは困難として処分手続きを進める酪農家の男性は「大変な事故を起こしたという当事者意識が足りない」と言葉を荒らげた。

 東電の合理化策は、代表権を持つ会長、社長、副社長の8人が報酬を返上し、常務ら残る役員の報酬は5月から削減幅を当初の50%から60%に引き上げるという内容。男性は「常務が受け取る40%の報酬がいくらか分からないが、全てを失いかけているおれらのつらさを分かっていない。事態収拾まで無給でやれ」とばっさり。
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 どうにもすべてが他人事のように映る東電の対応。東電は事故の原因がすべて東電にあると思っていないのだろう。原発推進政策を進めたのは国、原発の実際のプラントを作ったのは、GE、東芝などのメーカーで、東電は金は出したが、原発の単なる運営者にしか過ぎないと思っているのだろう。詳細な原発の事故原因を究明できる人材が東電にはいないとみた。これは、これまでの行きあたりばったりの対応と、わからないなら、わかる関係機に助けを求めようともしない。すべて下請に丸投げしてきた企業に原発プラントの細部まで把握している人間が誰もいないという漫画のような状況が生まれてしまったようだ。収束の為の工程表など絵に描いた餅で、さっそく見直しにはいるという。今度は、〝餅〟でなく〝ちまき〟でも書いて発表すのだろうか。

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