【放射能漏れ】イモ類に高い傾向 放射性セシウム吸収比率 クジラ、アユ、生茶葉、ウメなどからも続々とセシウムを検出 [警鐘]
放射能汚染の負の連鎖がとまらない。生茶葉が神奈川、千葉、栃木で、ウメが福島伊達、クジラが北海道釧路、アユが利根川で、それぞれセシウムが検出された。面白いのは、すべて1kgあたり500ベクレルが暫定基準値であるという。何に対する暫定なのかはっきりしないが、この数字は、市場に流通させてるか、出荷停止にするかの基準でしかない。健康に関しては別問題だ。501ベクレルが危なくて、499ベクレルは500ベクレル以下だから安全なんて、絶対におかしい。
また、イモ類にセシウムの吸収率が高いというが、セシウムがカリと似た動きをするため、カリを多く摂取する植物の吸収率が高くなる。以下はWikipediaからの抜粋。
生物濃縮
植物(農作物)での移行係数 (TF) は、農作物中濃度 (Bq) ÷ 土壌中濃度 (Bq) で表される。カリウム (K) と似た挙動を示すとされているが、動物と植物での挙動は異なる。
植物
植物の種類及び核種により移行係数は異なる。イネ、ジャガイモ、キャベツを試料とした研究によれば、安定同位体のセシウム133と比較すると放射性のセシウム137は植物に移行しやすい。米では胚と糠層のセシウム濃度が高く、キャベツでは外縁部のセシウムおよびストロンチウムの濃度が高くなることが報告されている。
菌類
降下した放射性物質が土壌の表層に多く存在するため、表層の物質を主な栄養源とする菌類の種では植物と比較すると、特異的に高い濃縮度を示すものがあり、野生のアンズタケ (Cantharellus cibarius) など一部のキノコでは、セシウム137の生物濃縮が行われ周囲の植物より高濃度に蓄積することが知られている。また、屋外で人工栽培されるシイタケやマイタケでも濃度が高くなる傾向があることが報告されている。
魚類 [編集]
主に軟組織に広く取り込まれて分布し、生物濃縮により魚食性の高い魚種(カツオ、マグロ、タラ、スズキなど)での高い濃縮度を示すデータが得られているが、底生生物を主な餌とする魚種(カレイ、ハタハタ、甲殻類、頭足類、貝類)では比較的濃縮度は低い。また大型の魚種ほど、濃縮度が高くなる事が示唆されている。若い魚や高水温域に生息する魚ほど、代謝が良く排出量が多くなるため蓄積量は少ないと考えられている。体内に取り込まれる経路は、餌がほとんどであるが、鰓を通じて直接取り込まれれる経路もあり、それぞれの経路の比率についてのデータは不足している。
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2011-06-05 04:08
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