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倒産危機の安愚楽牧場と米国債の暴落 [警鐘]

倒産危機の安愚楽牧場、女社長の正体は?
YUCASEE MEDIA:2011年08月04日

<米国債格下げ>金融市場は一時的混乱か 投げ売りの危険も
毎日新聞 8月6日(土)12時1分配信

 和牛オーナー制度(繁殖牛のオーナーを募集し、生まれた仔牛を買い取るシステム)と国債のしくみというのは、非常に似ていないだろうか。最初に保証金なる金を、元本保証の名目でかき集め、事業の収益還元として配当金を支払う。信用は最初に支払った紙の証書だけ。事業がうまくいっている間はいいが、収益があげられなくなると、すぐに配当金の支払いが停止して、倒産、資産凍結で元本は紙の藻屑となる危機を招く。

 米国債も世界中の投資家(国も含めて)、国債証書を輪転機で印刷して、ドルをかき集めたが、一向に償還が進まず、国債発行残高が増加するのみで、ついに利払い不能の状況に陥ってしまった。マーケットでの国債の格下げは暴落を誘因する可能性が高まったことを意味する。米国経済も上昇気流にのれないまま、財政赤字が一向に減らないので、支出の不足分を国債で補っている。日本も全く同じ構造である。この危機は、安楽牧場の倒産危機のレベルとは全く違う意味での危機だが、お金の流れからみた構造は、全くおなじであり、庶民は運用の甘い文言にだまされて虎の子の資金を無造作に差し出してはいけない。
 デフレの局面では、投資をすれば必ず損をする時期なのだ。それを、チャンスなどと素人の老後資金を狙っているハイエナに騙されてはいけない。

 儲け話の甘い話には、お前がそんなにすすめるなら、赤の他人にすすめる前に自分の家族、親族に進めた方が、いいでしょう、と切り返そう。

 儲け話を赤の他人に進めるはずがなく、必ず裏のリスクが存在するのである。米国債もしかり。


◇ 安愚楽牧場が負債総額619億円で倒産危機
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