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【日中・日露会談】柳腰外交、またも通用せず 「譲歩」の末、念願の会談はわずか22分 [外交]



 菅直人首相「心から歓迎します」

 胡錦濤・中国国家主席「お招きいただきありがとうございます。今回の会議にあたって周到な準備をされました。成功できると信じています」

 横浜市内の国際会議場で急遽(きゅうきょ)実現した日中首脳会談。両首脳はぎこちない表情で社交辞令を交わした。

 9月7日に沖縄・尖閣諸島沖で中国漁船衝突事件が起きて以来、首相は国際会議に出席するたびに中国に振り回された。

 ブリュッセルでのアジア欧州会議(ASEM)の際は廊下で約25分間の「懇談」。ハノイでの東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議では、予定の会談をドタキャンされたあげく、控室で約10分間の「立ち話」…。

 そして念願の正式会談は22分間。ブリュッセルの「廊下懇談」よりも短いが、首相には通訳を伴い「座って話す」ことが何より重要だった。
 続きは・・・・・
(以上 産経ニュース 2010.11.14 00:17)

 これが「柳腰外交」の実態だろう。お願いしてお願いしてやっと実現した日中首脳会談であるが、中国はかいだんとして認定していない。この両国のギャップが、国内向けの政治的立場の違いを表しているようだ。

◆ 【日中・日露首脳会談】首相、尖閣で「日本の立場」表明のみ 具体的やりとり非公表 露大統領に北方領土訪問抗議

 北方四島はロシア領土、いまさら何を言っているのだ、という態度が明確になった。何故、北方領土交渉をいつやるかの言質をとらないのだろう。ここでも外務省はなにも仕事していないのか。

 
 

日中首脳会談が急遽実現 尖閣事件後初、約20分間 [外交]



 わずか20分で公式な首脳会談といえるのか。日本側がこれほど気を使ってセッティングした結果がこれか。また外務省は〝不作為〟を貫いたようだ。〝中国民間大使〟の恨みを根にもっているのだろう。官僚は執念深い。国益よりも自分の栄達が大事な組織といううわさは、うわさではなっかった。

◆ 日中首脳会談が急遽実現 尖閣事件後初、約20分間

◆ 【日中首脳会談】尖閣諸島で首相、「確固たる立場」伝える

◆ 【日中首脳会談】「尖閣関連の発言は?」「外交上のやりとりなので控える」 福山官房副長官発言要旨

◆ 【日中首脳会談】「会見」ではなく「交談」 新華社

 

日韓首脳会談 仙谷氏が異例の同席へ [外交]



 いよいよ陰の首相が出動である。内政上の失敗は、外交で挽回せよ、とは昔から官邸が考えること。過去最も効果的であったのは、小泉前首相の北朝鮮訪問であった。仙石もAPECの首脳会談なんて目立たない会議でなく、菅首相と一緒に、北朝鮮訪問でもぶちあげればいいだろう。

 

エヴァ・ロンゴリアが「ハムドレス」披露、レディー・ガガ「生肉ドレス」といい勝負!? [外交]



 景観は「生肉ドレス」であるが、食べがいは「ハムドレス」にありそう。これも物議を醸すのか。

 

【露大統領北方領土訪問】河野大使がモスクワ出発 帰国の期間「分からない」 [外交]

 ロシアのメドベージェフ大統領の北方領土訪問を受け、一時帰国が決まった河野雅治駐ロシア大使は2日午後8時(日本時間3日午前2時)すぎ、モスクワ発成田行きのアエロフロート機で帰国の途に就いた。帰国の期間について大使は記者団に「今は分かりません」と述べた。(産経新聞 【露大統領北方領土訪問】河野大使がモスクワ出発 帰国の期間「分からない」 2010.11.3 08:22)

◆ 北方領土は安保条約対象外 米高官

◆ 【露大統領北方領土訪問】米政府公式見解は「北方領土は日本主権下」

 米国は、北方領土は安保対象外であると表明されたのであるから、自衛隊が守るしかないないだろう。どうする防衛省。当然と言えば当然、これは2国間の問題であるが、米国は日本がロシアに接近しはじめると、必ず邪魔をしてきている。鈴木宗男議員の収監決定も大元をたどれば、日露交渉に深入りし過ぎたために米国が不快感を公に表明したことに、外務省が悪乗りした結果である。鈴木議員逮捕後には、日露の人的チャネルを築こうとした政治家は皆無となってしまったのである。米国にとっては、世界戦略上での軍事態勢からみて、現状維持が最善の策であり、現在のバランスを崩す行動は排除に動くのである。対中国に対しても同じで、中国シンパの政治家は、イチャモンをつけられ政治的失脚への罠に落とし入れるのである。田中角栄しかり、現在の小沢一郎しかりである。政治的に生き残るために、権力機構に近付いた政治家は、皆米国にシッポをふるポチを演じるのである。誰とはいわない。行動をみれば誰であるかは明らかだ。

◆ 【露大統領北方領土訪問】「日本を支持」と米高官 オバマ政権発足後、支持明言は初めて


「民主党は政権失う可能性、素人外交」中国TV [外交]

 民主党の外交対応(政策になっていない)は、次の中国TVの論評とおりであると思う。

<<【北京=佐伯聡士】中国中央テレビは1日夜、報道番組「東方時空」で、ロシアのメドベージェフ大統領が北方領土の国後島を訪問したことに関する特集を放映し、「(日本の)民主党は政権を失う可能性がある」とする同テレビの馬暁霖特約評論員の論評を伝えた。


 馬氏は「この件を通して、菅政権が外交の素人であることがさらに証明された。この1年余り、民主党政権は普天間基地のため米国との関係が行き詰まり、領土問題をめぐりアジアの隣国との関係が混乱した」と批判。また、「北方4島をめぐってロシアとの関係が徹底的に損なわれれば、すでに30%台に落ち込んだ支持率の回復は非常に難しくなる」「米国を怒らせ、アジアの国との関係が行き詰まった後、ロシアとの交渉の余地が失われた場合は、かつてないほど孤立し、民主党が早めに政権を失うことになる」などと指摘した。>>

(以上 「民主党は政権失う可能性、素人外交」中国TV 2010年11月2日11時11分 読売新聞)

日本の外交状態は、東米憂鬱、南中北露外患、西北鮮膠着。
菅内閣・外務省はこれをどう打開する。今後も無策であれば、外交日本沈没だ。

 まずは、ウクライナのようにトップレスで露首相のAPEC参加に抗議か
◆参考 トップレスで露首相の訪問に抗議、ウクライナ

 

 

【露大統領北方領土訪問】佐藤優氏「北方領土の『脱日本化』にとどめ」 [外交]

 佐藤優氏は今回のメドベージェフ露大統領の国後島訪問を外務省インテリジェンス分析能力の劣化が原因と断じた。
 要はこれまで、日本の経済力・技術力を武器に、北方領土返還を迫っていたが、中国の台頭で、日本をあてにしなくても経済発展・技術力導入が可能と判断されたのである。
 日本はロシアとの外交関係をこじらせればこれまでの経済権益はすべて他国にもっていかれるだけである。難しい岐路に立たされた菅政権の判断はいかに。



 

【露大統領北方領土訪問】韓国メディア「日本は中露の挟み撃ちに」 [外交]

 韓国メディアは聯合ニュースが午前、東京発で共同通信の記事を転電する形で速報した。その後、聯合ニュースは「日本は領土問題でロシアと中国により北と南の両方から挟み撃ちにあっている」との特派員の解説を配信。日本は2009年に北方領土問題解決促進特別措置法を改正するなど、領有権の主張を強めてきたが、ロシア側の強硬姿勢に解決の見通しは立っていないとした。 (ソウル 加藤達也)
(以上 産経新聞 2010.11.1 22:30)

◆ 国後の元島民「悔し涙、怒りの涙」と雨中の抗議

◆ 前原外相、ロシア大使に抗議へ

◆ 日本の抗議に反発=ラブロフ外相「受け入れられない」



 北方四島は、〝日本固有の領土〟というスローガンは日本国内だけに通用していた文言で、〝選挙対策〟向けの不満を抑えるためだけのキャッチフレーズであったことが判明した。この失地回復には、総理大臣の首を何回すげ変えれば可能のだろうか。

 

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