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安藤の世界一 誰かのために戦う強さを引き出した人物は誰だ [美女アスリート]



 テレビをはじめとしたマスコミは、スポンサーCMを多く抱える浅田真央の2連覇を期待しての論調が多かったが、安藤美姫が今シーズンの好調そのままに優勝を勝ち取った。今シーズンの安藤は抜群の安定性をしめし、浅田に敗れることは1度も無かったのである。それでもマスコミは浅田の優勝を期待する記事であふれていたのは、純粋にスポーツ選手の調子をみて予想記事を書くという状況ににないのである。あくまでスポンサー様のご機嫌伺いに終始した記事内容になるのである。
 そしてその包囲網を打破して、冷静にフィギュアスケートファンであれば、今シーズンの安藤は絶対であるし、どの競技会も多崩れは皆無であった。何故、このような勝負強い選手になれたのか、浅田との比較においてあまりにも明暗を分けた。
 結論を言えば、コーチの力量の差であろう。安藤といえば女子スケート界初の4回転を公式の試合で達成した選手と数年前まで言われて、最初の五輪ではこれにこだわり自滅した。しかし、その五輪の翌年に、安藤は1回目の世界選手権優勝の栄誉を受けているのである。そのときのコーチがいまのモロゾフである。彼がコーチになってから、明らかにスケーティングの内容が変わった。ただ単に、ジャンプだけの回転数だけを競う内容から、記採点演技とのつなぎの場面においても、観客を魅了するような演技を徐々に増やしていったのである。その志向が、試合での安定性と堅い得点を稼ぐ、確実性も高めた。これは明らかに、モロゾフコーチの助言、アドバイスの賜物だろう。試合感がするどいのである。何をどう組み込めば、高得点が得られるかを計算しつくした構成になっていると思う。
 それにひきかえ、残念な道を歩んでいるのは浅田だろう。コーチが短時間でかわり、良さを蓄積する余裕がないように見える。客観的な指導をできるコーチが浅田には、つかなかったということが、今の状況を端的に表しているように思える。
 女性のアスリートは、コーチによって思いがけない成績を発揮するケースがあるのは、さまざまな競技で実証されている。
 浅田も全身全霊を打ち込めるコーチに出会わないと、浅田の復活は厳しいと思う。

【放射能漏れ】原発、海水利用の冷却断念…外付け空冷装置に [原発事故]

 東京電力は、福島第一原子力発電所1~4号機の危機を収束させる手段について、本来の冷却システムである海水を使った熱交換器の復旧を、事実上断念した。

 熱交換器が動けば原子炉などの温度を劇的に下げることができたが、ポンプ類が集中するタービン建屋に大量の汚染水がたまり、既存のポンプを使う熱交換器の復旧には相当の時間がかかると判断した。

 今後は、補助的な位置づけだった空冷式の「外付け冷却」によって、100度未満の安定した状態(冷温停止)へ徐々に持ち込むことを目指す。

 熱交換器は、海水が流れる装置の中に、原子炉などの冷却水が流れる配管を浸し、低温の海水で高温の冷却水を冷やす仕組み。冷却効率が高く、5、6号機では3月19日に熱交換器が復旧すると、原子炉内の温度が1日で約200度から約30度まで下がった。

 東電は1~4号機でも熱交換器の復旧を急いだが、タービン建屋の地下などには、原子炉から漏れ出したとみられる汚染水がたまり続けて排水が追いつかず、ポンプ類を復旧させるめどが立たない。また、余震による津波対策として作業用トンネル(トレンチ)をコンクリートで塞ぐことになり、トレンチ内の配管を通して海水を熱交換器へ引き込むのが難しくなった。

(2011年5月2日03時08分 読売新聞)

◇ 福島第1原発:1号機「水棺」作業難航 容器内圧力低下も

この二つの記事は、依然として予定通りの作業がうまくゆかないことを示している。どちらも炉心の冷却にかんすることで、これがうまく行かなければ、なにも前進しない。またうまくゆかない原因がわからない状況では、もうすぐお手上げ宣言をするつもりなのだろうか。

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