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第1シードのボズニアツキ、セレーナ、シャラポワ等が順当勝ち、土居は3回戦敗退 ウィンブルドン女子 [美女アスリート]



 シード選手が順当に勝ち進んでいる。予選から勝ち残ってきた土居は3回戦で敗退したが、来年がある。大健闘であった。


◇ 土居、3回戦で敗退

◇ 土居、強力サーブに力負け
 

日本各地隠された「放射能汚染」地域 週刊現代の独自調査記事より転載 [放射能汚染]

九州・佐賀でもセシウム検出

 福島第一原発から離れること1100km――。

 佐賀県唐津市は名勝・虹の松原や唐津焼などで知られる、県下第2の都市だ。九州の北西突端に位置し、玄界灘に面する。

 農漁業も盛んなこの景勝地に衝撃が走ったのは、6月13日のことだった。「市内で採取した松葉から放射性物質を検出」――そう発表されたからだ。

 検出されたのは放射性セシウム134が1kgあたり0.2ベクレル、137が同0.25ベクレル。同市に住む主婦(42歳)が語る。
「唐津は近くに玄海原発があるから、そっちから出たんじゃないの、って反射的に思いました。それはそれで嫌だけど、福島からここまで飛んで来たって考えるほうが不気味で……。信じたくなかった」

 信じたくなくても、これが現実だ。福島第一原発が噴き出した放射性物質は風に乗り、この3ヵ月のうちに、遠く唐津にまでたどり着いていたのだ。

「セシウム137は半減期が30年あり、核実験などの影響で、実はこれまでも検出されていました。しかし半減期約2年の134はこのところずっと検出されていなかった。しかも134は炉心で作られる放射性物質で、玄海原発で事故は起きていないから、どう考えても原因は福島第一原発ということになります」(佐賀県くらし環境本部)

 九州までセシウム134が飛んできた。この現実を受け入れるなら、自動的に次のストーリーも認めざるをえない。

 福島第一原発を出発した放射性物質は、日本列島を、具体的には関東、中部、関西、中国地方を縦断しながら、はるばる九州までやってきた、と。

 近畿大学大学院総合理工学研究科の山崎秀夫教授(環境解析学)も、中間地点となる大阪で、それを証明する測定結果を得ている。
「3月14日から、近畿大学(東大阪市)の屋上で大気中の放射性物質を測り始めました。当初は全然出なかったが、3月25日にヨウ素131が検出され、26日、27日と濃度が高くなっていった。そして31日からセシウムが出てきた。4月4日から、ヨウ素、セシウムとも数値がどんどん上がっていきました」

 山崎教授の調査については後ほどまた触れるが、風に乗った放射性物質がタイムラグを置きながら日本全国に散らばり、降り積もっているのは、もはや疑いようのない事実である。

 ではその事実を前に、この3ヵ月間、日本政府は何をしてきたか。

 懸命に汚染の実態を矮小化し、隠蔽しようと努めてきたのである。

 独自に放射能汚染の調査を進める環境NGO、グリーンピース・ジャパンの佐藤潤一事務局長が語る。
「福島県飯舘(いいたて)村の線量が高い、とグリーンピースが最初に指摘してから、同村が計画的避難区域に指定されるまで3週間かかった。また私たちが海洋の調査に踏み切ると、官邸で『グリーンピースの調査結果にどう反論するか』と会議がなされたと聞き、呆れました」

 その間、枝野官房長官は「ただちに健康に影響はない」と壊れたレコードのように繰り返した。
民間の研究者に「測った放射線量を発表するな」と官邸が圧力をかけ、「海に流れた放射性物質は拡散するから大丈夫」と安全デマも流した。

汚染地区_201106_img157.jpg


安全基準3.8の大ウソ

 しかし、今は戦争中と違い、大本営発表に騙され続けるほど国民はバカではない。週刊誌、インターネットで事実が次々と明らかになる。もはやゴマカしきれないと判断した政府は、暴挙に出た。

 一般人の年間被曝限度量を、1ミリシーベルトから一気に20ミリシーベルトに引き上げたのである。

 常識で考えて、安全基準が20倍も変わることなどありえない

「年間20ミリシーベルト、それを基に算出した3.8マイクロシーベルト/時という数値は、ICRP(国際放射線防護委員会)が緊急事故後の復旧時を想定して決めた値です。それが一般生活者の基準になるわけがない。一般人の安全基準はあくまで年間1ミリシーベルト、0.19マイクロシーベルト/時です」(元放射線医学総合研究所主任研究官・崎山比早子氏)

 ようやく線量調査を始めた各自治体も、政府に右へならえで「3.8マイクロシーベルトを下回ったので安全です」と言う。しかし、その数値自体が「まやかしの安全基準」であることを忘れてはならない。

 政府も自治体もアテにならないのであれば、自分の身は自分で守るしかない。今回、本誌は首都圏で放射線量を独自に調査した。その結果は、予想以上の汚染を証明するものだった。

 どうか目を背けず、以下に掲示する数値を見てほしい。あなたが行動を決める、一つの判断材料になるはずだ。日本における通常時の線量は0.1以下であり、崎山氏が言うように、0.19が安全かどうかの重要な判断基準になる、という原則を心に留めてお読みいただきたい。

 本誌を発行する講談社(東京・文京区)を一歩出ると、サーベイメーター(線量計)は0.22マイクロシーベルト/時(以下、単位はすべて同じ)の値を示した。池袋駅から山手線に乗り、移動しながら各駅の線量を調べる。

 駅名 区名  線量
 池袋 豊島区 0.14
 新宿 新宿区 0.15
 渋谷 渋谷区 0.16
 品川 港区   0.15
 東京 千代田区0.15

 ここから記者は銀座方面へ向かった。銀座一丁目交差点(中央区)が0.20。さらに、築地市場の移転が計画されている豊洲(江東区)に足を延ばす。

 豊洲駅前が0.24、市場移転予定地(更地)が0.25。ここまでの調査で、文京区と豊洲が0.19を超え、思いのほか高いことがわかった。

 東京大学、お茶の水女子大を抱える文教地区で、高級住宅街でもある文京区が高いとなると、住民に与えるショックは大きい。区の職員が匿名で明かす。

東京は坂が多いことで知られますが、不忍しのばず通り、目白通り、本郷通りに囲まれた文京区は大部分が『谷底』です。その地形が影響しているのでしょう

 その推測は恐らく当たっている。放射性物質は空気より重く、低いところに集まる。急な坂にぶつかるとその手前で溜まる。ちょっとした地形で線量が変わることの見本が、都内では文京区なのだ。

 豊洲については、4月に来日したジョージア大学のチャム・ダラス教授が高線量を指摘して話題になった。ダラス氏はチェルノブイリ事故の米共同調査チームの代表を務めた人物だ。

「確かに豊洲は福島県の郡山市より高い。以前あった火力発電所や重工業にも原因があるのではないか。いずれにせよ子供は注意すべきだ」(ダラス教授)

 放射線量は複合的な環境要因で決まるので、ダラス氏の指摘にも一理あるだろう。しかし、本誌の今回の調査では、江東区は豊洲だけでなく全体に線量が高いことが判明した。

 さらに言えば、江東区から江戸川区、葛飾区、足立区までを含む東京23区東部にはっきりとした「汚染ベルト」が存在することがわかったのだ。以下にその数値を挙げていく。

・江東区 砂町水再生センター正門前  0.28
・江戸川区 葛西水再生センター北門前  0.30
・葛飾区 金町浄水場正門前  0.38

 浄水場、水再処理場付近を選んだのは、そこが住民生活に直結する場所だからだ。北上するにつれて数値が如実に上がっていく。記者の持つ線量計は放射性物質を検知するたびに「ピッピッ」と音がするのだが、その頻度が明らかに増えていく。

 その音を聞くたびに下半身がすくむ思いがし、背筋に緊張が走る。手に持つロシア製の線量計が忌まわしいものに思えてくる。

 共産党都議からも「線量が高い」と指摘された葛飾区の水元公園に足を踏み入れた。平日の昼下がりとはいえ、たくさんの親子連れとカップルがいる。線量計の表示は、0.53――。

 園内の歩道脇に側溝がある。線量計をかざすと、不穏な音を立てながら数値は上昇を続ける。

 0.59、0.69、0.75……。今回の調査では各場所で10回前後計測してその平均値を取っているが、この側溝の平均計測値は0.63だった。

 公園の中心部にある中央広場。青々とした芝生に線量計をかざす。0.61。4~5歳くらいの子供を連れた母親が、記者に興味を持って近づいてくる。

「ここ、数値高いですよ」

 線量計を見せると、

「え? ありえない……」

 と小さく叫び、逃げるように去っていった。

線量計が鳴りやまない!

 Tシャツに半ズボン、サンダル姿の少年たちが、園内を流れる小川でザリガニ釣りを楽しんでいる。小川脇の湿った地面を計測すると、0.86。安全基準の4.5倍だ。

 やり切れないのは、公園があくまで美しく、人々が安らぎを求めて集まっていることだ。愛すべきこの公園は、残念ながら汚染されている。その事実を、葛飾区は発表しようとしない。

 足立区役所の入り口前で0.44、同区ベルモント公園でも0.32を計測。なぜ東京東部に汚染ベルトが形成されたのか、その理由を中部大学の武田邦彦教授が解説する。

福島第一原発の水素爆発で大量に放出された放射性物質は、SPEEDIで証明されたように、当初南東の風に乗って北西に向かった。それが山にぶつかり、今度は北からの風に乗って関東方面に南下したものと思われます

 確かに地図を見ると、福島から栃木、茨城を抜けて東京、千葉に至る、山に挟まれた「風の道」が存在している。
お気づきだろう。東京東部がこれだけ線量が高いのだから、そこに隣接する千葉西部も、同じく汚染されている可能性が高いということだ

 果たして調査を進めてみると、東京東部と同じどころか、より深刻な汚染の実態が浮かび上がった。

 葛飾区に隣接する松戸市の公園、21世紀の森と広場の中央口が、0.43。森のホール21玄関前のアスファルトが0.55。そしてこの公園でも、枯れ葉と汚泥が溜まっている側溝に線量計をかざすと、みるみる数値が上がっていく。0.83。水元公園の小川脇と同じ水準だ。

 続いて向かったのは松戸市の北、流山市。移動中も常に線量は0.3を超えている。流山市総合運動公園に入ると、駐車場入り口で0.58を計測した。

 しばらく歩くとトイレがあった。脇の草地を調べてみる。0.64。さらにトイレの近くにある手洗い所の下の地面に線量計をかざした時、異常は起きた。それまでピッピッと鳴っていた音が、ピーーーと鳴り続けるようになったのだ。

 線量計のモニターに映るデジタル表示が目まぐるしく変化する。

 1.41、1.74、1.86、1.98、2.02。1どころか、簡単に2を超えた。時刻はもう夕方を過ぎ、周りに人気ひとけはない。暮れ始めた公園に、危険を知らせる線量計の電子音だけが鳴り響く。画面には「DANGEROUS(危険)」の赤い文字が不気味に光っている。

 結局、最高値は2.12までいった。平均は1.88。空気中ではなく手洗い所下の地面とはいえ、とても人間がそこに居続けてよいレベルではないことを、線量計の異常な反応が教えている。

北海道の原乳も危ない

 日はすっかり暮れ、あたりは闇に包まれた。車で流山の東隣、柏市に入る。線量計は平均して0.4程度を表示し、時には0.5を超えることもある。

 着いたのは柏の葉公園。北門から園内に入る。

 松戸、流山と高い線量を体験してきたが、明らかに柏市がいちばん高いと感じる。最高値ではなく、平均値が高いのだ

 園内歩道が0.65。総合競技場脇の芝生が0.69。トイレ脇の地面が0.75。線量計は常に高い値を示し、せわしなくピッピッと鳴いている。

 そして、競技場脇の側溝にかざした時、またピーーーッと心臓に悪い電子音が鳴り響いた。

 0.94、1.02、1.21、1.25……。平均は1.15。さらにもう一ヵ所測定すると、平均1.08だった。

 最高値こそ流山のほうが上だが、全体としては柏市のほうが高値だ。市内のどこでも0.5前後を示し、常に基準値の数倍以上。さらに、前出の武田教授は「0.19でも高い」と主張し、柏・流山両市民に避難の必要性を説く。

政府の無策により内部被曝の危険性が高まっているから、外部被曝は0.11マイクロシーベルト/時が限度だと私は考えています。0.6を超えたらかなり危険だと考えたほうがいい。1マイクロシーベルト/時なんて、職業的な被曝に匹敵する大変な数値。すぐに住民を避難させるなど、行政が対策を講じるべきです

 その行政(千葉県)は、「東葛地域の線量が高い」との指摘を受け、遅ればせながら5月31日と6月1日の両日、調査を行った。その時も柏市で0.54、流山市で0.34と他より高い数値が計測されている。

 それなのに県は十把一絡げに「今回の測定結果は、県内全域で文部科学省の目安(3.8)を下回りました」と言うだけ。柏・流山両市民の健康を真剣に考えているとは、とても思えない。

 本誌の調査では他に、パンダ人気で賑わう上野動物園のゲート前も、0.28とかなり高い値を示した。また皇居と国会議事堂の前も0.20、0.19と高かったことを記しておく。

 首都圏以外にも、注意すべき地域はある。

 たとえば被災地より北、北海道・青森については放射能汚染が話題になることすらない。

 しかし6月7日、北海道原子力環境センターより、「採取した降下物からヨウ素131、セシウム134および137が検出され、海産物のわかめからヨウ素131が検出された」とひっそり発表されている。

 線量は微量とはいえ、見過ごしてはならない事実である。さらに、北海道大学の農場で採取されたホルスタインの原乳からも出た。

「4月18日にセシウム137が、5月9日にはセシウム134とヨウ素131が出ました。道内のお母さん方からの問い合わせも多いですし、北海道の牛乳を飲んでいる本州の方からも心配の声が届くので、これからも調査は続けていくつもりです」(北大大学院獣医学研究科放射線学教室・稲波修教授)

 意外なところでは、避暑地・軽井沢の名が挙がる。前出の近畿大・山崎教授は、福島第一原発から半径約250km離れた地点の土壌中セシウム137濃度を、同心円に沿って調べた。軽井沢は9790ベクレル/m2で、茨城や埼玉より高かった。

「私が群馬や長野を調査地点に選んだのは、放射性物質がどれほどの高度を飛んでいるか、関東平野から山を越えているかどうかを調べたかったからです。軽井沢は山に囲まれているからそれほど検出されないだろうと思っていましたが、予想以上の数値が出た。放射性物質は相当高いところを飛ぶこともある、とわかりました」(山崎教授)

 群馬の高崎と長野の軽井沢の間には二度上にどあげ峠(標高約1400m)や碓氷うすい峠(標高約1000m)があるにもかかわらず、数値は前者が9660ベクレル/m2、後者が同9790。原発から遠く離れ、山岳を間に挟んでいるからといって、自分の住んでいるところに放射性物質は飛んでこないと安心するのは早計だ。

 また、大阪や名古屋などの大都市も汚染と無縁ではない。山崎教授が続ける。

「近大の屋上の調査で、4月4日からヨウ素とセシウムがどんどん高くなるんですが、4月8日に雨が降ってウォッシュアウトが起きている。大気中のプルーム(放射性物質の塊)が雨で洗い流される現象です。ただし、雨で放射性物質がなくなるわけではなく、下に落ちて地面が汚染されることになります

魚を食べて内部被曝

 大阪も名古屋も、これまで自治体は0.04前後と線量を発表していた。ただしそれは、悪名高い「地上20m(以上)モニタリング」の測定値。6月13日に初めて公開した地上1mの測定値は、それぞれ0.078、0.066と跳ね上がった。ウォッシュアウト効果を考えると、大阪、名古屋の地表にも思わぬホットスポットが隠れている可能性を忘れてはならない。

 京都大学原子炉実験所の小出裕章助教は、これからの日本人は、生きていく上で次のような「覚悟」が必要だと話す。

「福島第一原発から放出された放射性物質は、県境を越えて日本中に広がっています。いや、国境さえも軽々と乗り越えて、世界中に広がっています。もはや地球上に、この汚染から逃れられる場所はないのです。放射能は目に見えないし感じることもできません。だからこそ行政はしっかりと線量を計測し、知らせなければならない。そして我々はどこにいようが、その数値に注意を払わなくてはならないんです。3・11を境に、私たちの世界はそんな場所に変わってしまった。そして私たちは、そこで生きていくしかないのです」

 今回、本誌が測定したのは空気中の線量だけだ。実際には水に、土壌に、放射性物質はジワジワと入り込んでいる。そして、いずれ起きる恐怖の現象が、内部被曝だ。

 6月8日、文科省は福島第一原発から62km離れた福島市など11ヵ所の土壌から、微量のストロンチウムを検出したと発表した。そして東電も6月12日、原発敷地内の地下水にストロンチウムが漏れていると打ち明けた。

「半減期約29年のストロンチウムが体内に入ると非常に危険です。カルシウムに似た性質で、歯や骨に蓄積される。海中に放出されたストロンチウムが生物濃縮され、いま陸に飛んでいる量とは違う単位で人間の体内に入ることになれば、重大な健康被害を及ぼす可能性があるでしょう。ストロンチウムの出すβ線はガンのリスクを高め、また骨髄に集まるので白血病の危険性も増大します」(前出の崎山比早子氏)

 生物濃縮といえば、政府には「前科」がある。水産庁が当初HPで「生物濃縮は起こらない」とデタラメを書き、それを本誌が徹底批判すると「生物濃縮をし続けるわけではない」とこっそり修正したのだ。

 国民の健康に対する政府の意識は、その程度だ。いまこの瞬間も、原発からは放射性物質が漏れ、海洋汚染も続いている。そんな世界で我が身と子孫を守るために、私たちはみずから情報を集め、みずから判断を下さなければならない。
(以上 週刊現代 2011.7.2号より転載)


 風向きと地形が、思わぬ場所にホットスポットを生み出す。上記の記事がすべてのホットスポットを明らかにしているわけではない。夏は北関東は海からの北東からの風向きが多い。神奈川・千葉の南部からは南西の風が吹く。衝突する場所がホットスポットなる可能性が高い。栃木県の北西部はすでに北東からの風が県境の山々にぶつかり、放射線量の高い地域を生み出している。山の麓もあぶない。大量の放射能が大気にばらまかれる事態となったら要注意である。
 あらためて中部大・武田邦彦教授の判断数字を記しておく。
0.19(マイクロシーベルト/時)以下が安全基準
0.60を超えると健康被害の恐れが高まる
1.00を越えるとすぐに避難すべきである。

アニメ風?ガガ、デカ目メークで会見 絶対に見る人を飽きさせないプロ根性は凄い! [トレンド]



 ガガの本領を発揮ではなく、ガガにとって常に見られことを意識してのパフォーマンスを出し続けることが、プロ根性の発揮なのだろう。飽きさせないパフォーマンスといえば、昔々の長嶋茂雄のプレースタイルを思い出してしまった。

◇ レディー・ガガ、幕張メッセで歌声披露

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東日本大震災:福島第1原発事故 2号機水位、測れず 格納容器内の温度高く 収束には程遠い状況だ [放射能汚染]

東日本大震災:福島第1原発事故 2号機水位、測れず 格納容器内の温度高く
毎日新聞 2011年6月25日 東京夕刊

 東京電力は25日、福島第1原発2号機の原子炉圧力容器に新たに取り付けた水位計が作動せず、水位が測れていないと発表した。原子炉の冷却を進める上で、正確な水位を把握することは必須。東電は今後対策を検討するという。

 水位計は圧力容器の外側に配管をつなぎ、水を通して水位を測定する仕組みで、格納容器内に設置しているが、格納容器内の温度が高いため、配管内の水が予想より多く蒸発しているとみられる。

 東電は今月22日、二重扉を開放して環境が改善された2号機原子炉建屋に作業員が入り、水位計と圧力計を順次設置した。

 圧力計で計った炉内の圧力は25日午前5時現在、大気圧を約0・1気圧上回っているだけ。気体などが外部に漏れ出ている可能性が高い。

 1~3号機は事故で全電源を失った結果、冷却水の水位が下がって核燃料のほとんどが溶け、圧力容器の底にたまる状態(炉心溶融)になったとされる。

 2号機の圧力の結果から、事故直後に溶け落ちた核燃料によって容器に穴が開くなど損傷していることが裏付けられた。東電は今月3日、1号機にも新たな圧力計を設置し、大気圧とほぼ同じという結果を得ている。

 また東電は、冷温停止中の5号機で津波により故障していた「補助海水ポンプ」の修理が終わり、24日夕から運転を始めたと発表。使用済み核燃料プールなどを冷やすためのポンプで、5号機ではこれまで別のポンプで原子炉とプールを12時間ずつ冷やしていたが、今後は両方を24時間冷やせるようになった。【関雄輔、杉埜水脈】

◇ 福島第1原発:2号機圧力容器の損傷裏づけ
  毎日新聞 2011年6月25日 11時39分
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新聞の片隅の小さな記事であるが、重大な事実を明らかにしている。ひとつは、水を注いでも注いでもいっぱいにならず、原因は内部温度が高く、次々から次へと蒸発してしまう。沸騰点に達したお鍋に水を入れても溜まらない状況のようだ。ただし、蒸発するものが水蒸気だけならば問題ないが、圧力計も外部とほぼ同じ数字を示しているということは、蒸気がどんどん外部へ漏れ出している。その漏れ出した水蒸気に放射線を含んで放出しているということである。ダダ漏れ状況は何ら収まっていない。大気中にどんどん放出される状況は、高濃度排水からも蒸発しているはずであるから、まだまだ放射能の拡散、累積は続くのである。

 そして日本全国を汚染地帯にした報告も雑誌等で発表されつつあるが、政府は真剣に取り上げようとしない。その記事を読まれなかった方のためにすでに発売1週間がすぎているから、要約して別のプログ記事で一部掲載する。
 記事の内容の評価はご自信ですべきである。放射能汚染から自分を守る術は、自分自身しかない、ということが、事故発生以来100日以上を経過した時点での個人的な評価である。

太平洋の放射能濃度、昭和30年代の3分の1 原子力機構が1年後予測 〝大丈夫です、健康に影響なし〟この大本営発表は誰が検証し、誰が責任をとるのか [放射能汚染]



 この国の原子力村の住人はすべてが腐っているな!このようないい加減な発表内容を堂々と示す意図はよくわかる。組織防衛、失職を恐れているだけだ。健康被害など関係ない。緊急には被害が起きないから、5年後、10年後、20年後に被害が続出して、因果関係を証明されたら、つらっと、無表情で〝想定外〟でした、というのだろう。どこかで聞いた、言いわけ、今年の流行語大賞間違いなしの責任逃れに都合のいいことばだ。このような記事が完璧な風評被害ではなく、〝実質被害〟を増やすのだ。
 それにしても、なんら検証も無く、疑問もはさまず、ただ単に情報を垂れ流す、大新聞、マスコミこそ〝風評被害〟の助長、、真実の被害を隠す元凶だろう。

レディー・ガガ、幕張メッセで歌声披露 衣装は期待にたがわずセクシー度満載 [エンタメ]



 幕張メッセで開催された東日本大震災のチャリティー音楽イベントで、世界ナンバー1セレブな歌手の本領を発揮。セクシィー衣装は相変わらず、目を楽しませるアーティストのようです。


◇ MTVのチャリティーイベント、安室、AKB48等、参加アーティスト続々登場 千葉

訃報:「刑事コロンボ」のピーター・フォークさん死去



◇ <訃報:ピーター・フォークさん83歳=「刑事コロンボ」>
   毎日新聞 2011年6月25日 10時49分

 なつかしい俳優さんが、また一人旅立ってしまった。冥福を祈ろう。合掌!

実態がわかってきた関東平野の放射能汚染 各地で空間放射線量の測定進む [放射能汚染]

実態がわかってきた関東平野の放射能汚染  各地で空間放射線量の測定進む

 ホットスポットの存在が噂されていたが、この記事の関東地方各地の放射線量から割り出された等高線をじっくり見てほしい。栃木県北西部、茨城県南部と千葉県北西部が原発現場より離れているにも関わらず、周辺よりも高い線量値を示していることがわかる。対象地域の自治体のなかには、それぞれ独自に動き出した自治体もある。遠く離れていても安心はできないのである。また、大手マスコミも積極的に報道しようとしない。テレビ・新聞よりも週刊誌からの情報が有用である、と説いている。

この記事のポイントは、

 放射線量の地域的な頂点は千葉県柏市、流山市あたりで、ついで松戸市、茨城県守谷市である。東京都東部や茨城県南西部、千葉県北西部の数値が高い。

 一方、福島県中通りから南へ、栃木県北部、群馬県西部も高く、風と雨によって関東平野の一部が相当程度汚染されたことがわかる。
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 自分の住む地域がどうなっているかは、記事の中の地図をクリックすると地図が拡大され、かなり詳細な地域までわかる。


◇ 放射線量:首都圏にも広がる不安…「わが子が心配」

◇ 放射線:子供の年間被ばく限度…川口市が独自の規制値

◇ 福島第1原発:東京都100カ所で放射線量測定へ

世界遺産 岩手県の「平泉」も審査へ 今晩にも吉報が届くか [トレンド]

世界遺産 岩手県の「平泉」も審査へ
日テレニュース24 2011年6月25日 11:58

 平泉という地名が、世界遺産への登録をめぐってマスコミを賑わしている。中尊寺とその周辺が対象地域らしい。個人的には、中尊寺は興味はないのだが、「平泉」という地名に反応してしまうのである。

 中尊寺は、奥州藤原氏三代の栄華を凝縮した建造物であるが、この藤原氏に関係する人物に、日本歴史上の英雄のひとり〝源義経〟がいる。その終焉地がこの近くであり、義経を偲ぶ義経堂、武蔵坊弁慶の墓を訪ねたことがある。由緒ある寺院内にはなく、弁慶の墓は、全くの普通の道端の空き地にあり、義経堂は、少し高い丘の上に小さな祠があるだけであった、と記憶している。あまりにも小さな祠に驚いたことを記憶している。

 義経は、平家を滅ぼした悲劇の英雄として語られているが、司馬遼太郎氏は違う見方で高い評価をしていた。「坂の上の雲」の中での義経の記述を要約しておく。

 第1巻の「騎兵」より
 真之は、まだよくのみこめない。
 兄の商売である騎兵というものが、であった。
「すると、源平合戦や戦国の合戦に出てくる騎馬武者というのは騎兵ではありゃせんのかな」
「ちがうな」
 好古はいった。
「あれは歩兵の将校が馬に乗っているというだけのことだ。騎兵ではない。本当の騎兵を日本史にもとめるとすれば」
 と、好古はいった。
「源義経とその軍隊だな」
 好古にいわせれば、源平のころから戦国にかけて日本の武士の精神と技術が大いに昂揚(こうよう)発達し、世界戦史の水準を抜くほどの合戦もいくつかみられるが、しかし乗馬部隊を集団としてもちいた武将は義経だけであった。
 日本の旧武士のありかたは、乗馬の武士がいくにんかの兵卒をしたがえて戦場に出る。そういう小単位の集まりをもって一軍をなし、それだけでいくさをする。
 それだけのことである。
--乗馬兵だけで一部隊を編成すればどうか。
 ということは、日本人は考えなかった。
 乗馬部隊の特質というのは、まずその機動性にあるであろう。(中略)
 ところが、その欠点もある。脆(もろ)さである。奇襲にしても事前に敵に発見されれば敵のもつあらゆる重軽火器がこの騎兵集団に向けられ、目標が大きいだけにばたばたとたおされてしまう。その長所と欠点をよくのみこんだ天才的な武将がこの騎兵を運用すれば大きな効果をあげることができるが、凡庸な大将ではそういう放れわざはとうていできない。
「騎兵の襲撃が成功した例は、西洋でもまれといっていい」
 と、好古はいった。
 義経が一ノ谷を小部隊の騎兵で襲撃して成功した。平家がまもる一ノ谷城(いまの神戸市)については、源範頼(のりより)の源氏本軍が平面から攻めていたが、義経は京都で騎兵団を編成し、ひそかに丹波篠山を迂回し、山路をとおって三草(みくさ)高原を越え、やがて鵯越(ひよどりごえ)へ出て一ノ谷に向かって逆落としの奇襲をかけた。また屋島襲撃も小部隊の騎兵をもってした。
 その後、この戦術はほろんだ。戦国のころ織田信長が桶狭間合戦においてこれを用いたのが唯一の例であり、以後、豊臣、徳川時代を通じてこの戦法はわすれられた。
「天才のみがやれる戦法だ」
 と、好古はいった。
 真之は、素直に感心した。
(この兄は天才かもしれない)
 と、ひそかに思った。

 以上が「騎兵」での描写であり、再び「馬」のなかでも義経の話題がでてくる。場面はフランス・サンシール士官学校で、老教官との会話の中に出てくる。

 老教官は、おそるべきことを言った。
--騎兵は無用の長物だ。
 という。
「古来、騎兵はその特性どおりにつかわれた例はきわめてまれである。中世以後、四人の天才だけが、この特性を意のままにひきだした」
 かれはその四人の名前をあげた。
  モンゴルのジンギス汗
  プロシャのフレデリック大王
  フランスのナポレオン一世
  プロシャの参謀総長モルトケ
 老教官にいわせると、騎兵は歩兵や砲兵とはちがい、純粋の奇襲兵種であり、よほど戦理を心得、よほど戦機を洞察し、しかもよほどの勇気をもった者でなければ、これはつかえない。
 集団としての騎兵は、攻撃の性能のみで、防御の力は皆無にちかい。これをあやまった戦理のもとにあやまった時期につかえば敵に損傷をあたえるどころか、騎兵じたいが全滅してしまう。
--むろん、それらのもろさは。
 と、老教官はいう。
「士官学校でも教え、陸軍大学校でも教える。教えられた将軍たちは、そのもろさについては十分知っている。知っているから、かれら無能な将軍たちはこの運用をおそれ、ついに最後まで手元に温存したまま使わない。騎兵がえてして、国費を食う無用の長物であると専門家からでさえいわれるのは、この使い手が天才でなければならないからだ。ところが天才は教育で製造できない」
(中略)
 好古には、老教官のいうことがよくわからない。
「つまり、私が」
 と、いった。天才でないとおっしゃるのか、というと、老教官かかぶりをふり、
「君が天才であろうとなかろうと、この場合たいしたことではない。たとえ君が天才であっても君は最高司令官に使われる騎兵であるにすぎない。要は君の使い手が天才であるかどうかということだ」
 といった。好古は、やっとわかった。
「居るかね、君の国にはそういう天才が」
「それは」
 好古は、苦笑し、それは軍事機密に属しますようで、といった。
「しかし、過去の例でいえば、先刻の四人しかいないというお説は訂正していただかねばなりませんな。先生の博学は有名ですが、日本のことはご存じない。世界に六人いるとおっしゃるべきでしょう」
「つまり日本人を二人加えろというのかね。たれとたれだ」
 好古は、源義経と織田信長の二人をあげ、義経の鵯越と屋島における戦法を説明し、織田信長については桶狭間合戦を語った。
 老教官はおどろき、何度もうなずき、以後六人ということにしよう、といった。

ヒマワリを福島に、土壌の浄化目指し種送る活動 →放射性物質を土からヒマワリに移すだけの措置 [放射能汚染]



 この手の話が記事を賑わすのだが、所詮は放射性物質を多少移動させてるだけで、完全な除去にはならない。次の課題は、放射性物質を吸収したヒマワリをどう処理するかの問題を生む。そのまま放っておく限りは、放射性物質の全体量は、不変であり、ヒマワリをどこかに移動させて処分しないと減少しないのである。そこまで考えた活動なのだろうか。移動して処分しようとする場所での放射性物質は増えることになる。なんともやっかいな話なのである。

 似たような話に野菜についた放射性物質を減少させる話も聞くが、同様に野菜からは水洗い、煮沸して外に出すことができるが、その洗い水、煮沸の煮液を下水に流すだけである。下水の放射線量を増加させているだけなのである。尚、洗っても、煮ても50%以上減少させることは、できないとのこと。

 尚、ヒマワリが吸収する放射性物質はセシウムであり、この物質の生物濃縮をWikipediaより掲載しておく。

生物濃縮

植物(農作物)での移行係数 (TF) は、農作物中濃度 (Bq) ÷ 土壌中濃度 (Bq) で表される。カリウム (K) と似た挙動を示すとされているが、動物と植物での挙動は異なる。

植物

植物の種類および核種により移行係数は異なる。イネ、ジャガイモ、キャベツを試料とした研究によれば、安定同位体のセシウム133と比較すると放射性のセシウム137は植物に移行しやすい。米では胚と糠層のセシウム濃度が高く、キャベツでは外縁部のセシウムおよびストロンチウムの濃度が高くなることが報告されている。

菌類

降下した放射性物質が土壌の表層に多く存在するため、表層の物質を主な栄養源とする菌類の種では植物と比較すると、特異的に高い濃縮度を示すものがあり、野生のアンズタケ (Cantharellus cibarius) など一部のキノコでは、セシウム137の生物濃縮が行われ周囲の植物より高濃度に蓄積することが知られている。また、屋外で人工栽培されるシイタケやマイタケでも濃度が高くなる傾向があることが報告されている。

魚類

主に軟組織に広く取り込まれて分布し、生物濃縮により魚食性の高い魚種(カツオ、マグロ、タラ、スズキなど)での高い濃縮度を示すデータが得られているが、底生生物を主な餌とする魚種(カレイ、ハタハタ、甲殻類、頭足類、貝類)では比較的濃縮度は低い。また大型の魚種ほど、濃縮度が高くなることが示唆されている。若い魚や高水温域に生息する魚ほど、代謝が良く排出量が多くなるため蓄積量は少ないと考えられている。体内に取り込まれる経路は、餌がほとんどであるが、鰓を通じて直接取り込まれれる経路もあり、それぞれの経路の比率についてのデータは不足している。

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